【MTG】2022年7月のモダン環境、どんなデッキが使われてた? 

2022年7月のモダン環境ではどんなデッキが使われた?

Moのリーグ全勝デッキリストで公開されるデッキの数が多いことからも、盛り上がりを感じられるモダン環境。

スタンダード最新セットの”ニューカペナの街角”発売後の環境はどんな感じなのか?

気になったので2022年7月現在のモダンの状況を調べてまとめてみました。

デッキの使用率ですが、10%を超えているデッキが1つもなく、良いバランスの環境になっていることが伺えます。

他にも調べていて気になったカードやデッキについても書いたので、モダン環境のデッキを作ろうとしている人のヒントや、環境の情報の参考にしていただければ嬉しいです。

目次

2022年7月、モダン環境イベントでのデッキ使用率

まず2022年7月11日現在、MTG GOLD FISHさんを参考にデッキの使用率を表にまとめました。

順位デッキ名イベントでのデッキ使用率
1位イゼットモンキー8.9%
2位アゾリウスハンマータイム6.5%
3位ボロスバーン5.6%
4位グリクシスデスシャドー5.4%
5位4色リビングエンド
緑単アミュレット
5.1%
使用率がかなり散らばった印象

「帳簿裂き」で強化された『イゼットモンキー』

「敏捷なこそ泥、ラガバン」を得てから安定して高い使用率をキープしている、「イゼットモンキー」。

敏捷なこそ泥、ラガバン MTG
最近徐々に値上がっている1枚

能力がかなり強力で、名実ともにモダンホライゾン2のトップレアとなりましたね。

ラガバンだけでも強力だった2マナ域に”ニューカペナの街角”から「帳簿裂き」が採用され、さらに強くなった印象です。

帳簿裂き MTG

謀議の能力、カードを一枚捨てられるので「ドラゴンの怒りの媒介者」とも相性がいいですね。

一回謀議するだけで「稲妻」で除去できないサイズになるのが非常にやっかいです。

モダホラ2のトップレア「敏捷なこそ泥、ラガバン」を4枚採用していることもあり、構築にかかる費用は10万円以上とお高め。

同じく「帳簿裂き」で強化された『グリクシス死の影』

最近Moで遊んでいるとよく当たる、『グリクシス死の影』。

デッキ名にもなっている「死の影」、後半とんでもないサイズで出てきて対処できずに負けることもしばしば。

死の影 MTG
ライフ次第でとんでもないサイズになる1枚

相手のクリーチャーに対する除去札も手札破壊で対処していく感じですね。

こちらのデッキでも「帳簿裂き」と「敏捷なこそ泥、ラガバン」が採用されていて、この2枚の需要の高さがうかがえます。

こちらも構築にかかる費用は、10万円以上となっていますね。

比較的安価に構築できる『ボロスバーン』

使用率上位のデッキの中で比較的安価に構築できるのが、6万円程度で構築可能な『ボロスバーン』です。

「夢の巣のルールス」が禁止となりましたが、以前モダン環境のアグロ系のデッキでは使用率が高いデッキとなっていますね。

フェッチランドと「大歓楽の幻霊」が揃えばだいぶ安価に構築可能です。

MTG 大歓楽の幻霊
レガシーの『赤単バーン』でも使える1枚

「大歓楽の幻霊」や他の赤のカードはレガシー環境などの『赤単バーン』などでも採用されるカードなので、バーン系のデッキに興味がある人はこのデッキから初めて色々な環境のバーンを楽しんでみてはいかがでしょうか?

2022年7月モダン環境の注目MTGカード

「帳簿裂き」、どの環境でも大活躍!

モダン環境をはじめ、さまざまな環境で大活躍なのが”ニューカペナの街角”のレアカード、「帳簿裂き」。

最初500円以下で取引されていたのが、今では”ニューカペナの街角”のトップレアとなりましたね。

帳簿裂き MTG
一枚4,000円以上するレアとなった。

最初から1/3飛行、しかもどんどんサイズアップ可能とかなり強いです。

サイズアップが容易なので、「稲妻」などの3点火力で除去するのがかなり難しい印象ですね。

「帳簿裂き」が収録されている”ニューカペナの街角”、セットブースターボックスとかが結構手ごろ価格で出ているので開封しながらカード資産を増やしたい人にはおススメの製品です。

「稲妻」がコモンで収録!

先日発売された”バルターズゲートの戦い”や”ダブルマスターズ2022”で再録された「稲妻」。

MTG最初期から存在する最高の火力呪文ですね。

赤がタッチされているデッキでの採用率が非常に高い1枚です。

稲妻 MTG
1マナ3点、単純にして強力。

”バルターズ・ゲートの戦い”でコモン再録になったおかげか、100円以下で買えるショップも出てきたのはありがたいですね。

『ボロスバーン』をはじめとするバーン系のデッキが組みやすくなったと思うので、この機会にバーン系デッキの門をたたいてみてはいかがでしょうか?

「活性の力」どこまで値上がる…?

サイドボードでよく見るのが、モダンホライゾンのレアカード「活性の力」。

モダンホライゾン2で再録されたときには2,000円以下で購入できたと思ったんですが、気付いたら4,000円以上するカードになってましたね…。

活性の力 MTG
強力な置物破壊のピッチスペル

レアカードでもこの価格だから、モダンホライゾン2はほんとに開封してて楽しいボックスです。

まだネットショップでもボックスが手に入るので、欲しい人は早めの購入がよさそう。

モダン環境『赤単バーン』、結構勝てます

最近Moでモダン環境を遊ぶときに使っているのがこちらの『赤単バーン』。

レガシーの赤単バーンに似ていてプレイしやすいので、重宝しています。

リーグには参加していないんですが、トナプレでは結構勝っているので、デッキパワーはそこそこありそう。

テーブルトップでもMoでもかなり安価で組めるし、ちょっと手を加えればレガシーでも十分プレイできるデッキなので、興味のある人はぜひ遊んでみてください!

安いデッキも結構あるモダン環境、ぜひお試しあれ!

かなり高額なデッキが多い印象のモダン環境。

Moの全勝リストを見てみると、意外と安価なデッキも結果を出したりしてます。

この間紹介した安価デッキ、『計算された爆発』もこの間モダンのイベントで上位入賞していたのが印象的ですね。

このブログでもモダン参入におすすめのデッキやお手頃価格で構築できるデッキを色々紹介しているので、参考にしていただければ嬉しいです。

それでは今日はこの辺で。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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