この記事では2022年5月現在、モダン環境のイベントでどんなデッキが使われているのかまとめました。
”神河 輝ける世界”で「耐え抜くもの、母聖樹」をはじめとするモダン級のカードが登場したことで、様々なデッキに変化があったモダン環境。
![耐え抜くもの、母聖樹 MTG](https://yukkerom.com/wp-content/uploads/2022/02/jp_fhrNODWDSv.png)
カウンターモンキーと続唱サイは変わらず上位でしたが、それ以外のデッキの使用率が結構大きく動いた感じがしますね。
併せて2022年4月後半には“ニューカペナの街角”も発売されて、少しづつですが新しいカードも採用され始めています。
その辺も含めて、今回もイベントで多く使われていたデッキと、注目のデッキやカードについてまとめました。
モダン環境に興味がある人、どんなデッキを作ろうか迷っている人は、ぜひ最後までお付き合いください。
2022年5月、モダン環境イベントでのデッキ使用率
まず2022年5月11日現在、MTG GOLD FISHさんを参考にデッキの使用率を表にまとめました。
順位 | デッキ名 | イベントでのデッキ使用率 |
---|---|---|
1位 | カウンターモンキー | 14.0% |
2位 | アゾリウスハンマータイム | 7.4% |
3位 | ヨーグモス医院 | 5.8% |
4位 | ボロスバーン 4色エレメンタル 4色リビングエンド | 5.3% |
5位 | 続唱サイ | 5.1% |
アゾリウスカラーの『ハンマータイム』
以前白単での構成をよく見かけた『ハンマータイム』がアゾリウスカラーになって使用率が上がっていました。
![巨像の槌 MTG](https://yukkerom.com/wp-content/uploads/2021/08/cardimage-18.png)
+10/+10は驚愕の修正値ですよね。
”ウルザの物語”を採用することで、その場に合わせたアーティファクトを持ってこられる構成になっています。
青タッチで使われているカードが”神河 輝ける世界”で登場した「現実チップ」とアゾリウスカラーの強力PW「時を解す者、テフェリー」。
![](https://yukkerom.com/wp-content/uploads/2022/05/cardimage-1-2.png)
![時を解す者、テフェリー MTG](https://yukkerom.com/wp-content/uploads/2021/02/cardimage-9.png)
「現実チップ」は換装することで継続的にアドバンテージを得られるのが嬉しいカードですね。
価格も1枚50円から購入可能なので、欲しい人は安いうちにゲットしておくのがよさそう。
あと「時を解す者、テフェリー」はパイオニア禁止も納得の強さ。
神話レアじゃないのが驚きの1枚ですね。
![](https://yukkerom.com/wp-content/uploads/2021/02/dbb1353246e7345c6cb2738935c623eb-1024x538-1-300x158.jpg)
多色化されて構築にかかる値段は上がり、構築総額で約15万円となっています。
ルールス禁止後も強い『ボロスバーン』
モダン環境で禁止になるまで、強力な相棒「夢の巣のルールス」がサイドボードに入っていた『ボロスバーン』。
「夢の巣のルールス」禁止後もほぼ同じデッキレシピで好成績を収めていますね。
![夢の巣のルールス MTG](https://yukkerom.com/wp-content/uploads/2021/07/cardimage-1-7.png)
僕もモダンで一番使うデッキなんですが、思い返してみると禁止改定前もあまり「夢の巣のルールス」の出番がなかったかも。
(記憶をたどっても一回も唱えた記憶がない…。)
軽量クリーチャーと火力でいかにライフを削るのかを計算しながらプレイするのが楽しいバーン。
構築も5万円程度と他の上位デッキより格安で構築できるんで、モダン入門にもおススメのデッキです。
コンスタントに結果を出している『続唱サイ』
続唱能力を使って巨大なサイを出すコンボデッキ、『続唱サイ』が今回も使用率5位となりました。
早いタイミングで4/4、トランプルのサイが出てきたときの爽快感がすごいですね。
![](https://yukkerom.com/wp-content/uploads/2022/03/cardimage-6-2.png)
ちなみに構築にかかる費用は15万円程度。
YouTubeのこの動画に楽しさが詰まってる感じがするので、気になる人はこちらをご覧ください。
2022年5月、ニューカペナの街角発売後のモダン環境の注目MTGカード
アゾリウスハンマータイムでも採用される「時を解す者、テフェリー」
先程も紹介しましたが、「時を解すもの、テフェリー」を結構よく見ます。
どの起動型能力も強力だし、常在型能力で相手の動きを大きく制限できるのが本当に強いPW。
![時を解す者、テフェリー MTG](https://yukkerom.com/wp-content/uploads/2021/02/cardimage-9.png)
スタンダードに存在していたころにはアゾリウスコントロール、その後はパイオニアのニヴミゼット再誕で使っていた思い入れのある1枚なんで、活躍しているのを見ると嬉しいですね。
(ただ最近はコントロールが肌に合わず、アグロ、バーン系のデッキばっかり使ってます。)
「耐え抜くもの、母聖樹」に次いで「天井都市、大田原」もよく見る
“神河 輝ける世界”の青の伝説の土地サイクル、「天井都市、大田原」を青いデッキでよく見かけるようになりました。
アンタップインで使える土地なので、様々なデッキに採用できる1枚ですね。
![天上都市、大田原 MTG](https://yukkerom.com/wp-content/uploads/2022/02/jp_KIJIDtVSlD.png)
モダンだけでなく、レガシーでも使われることのある強力な1枚。
現在1枚1,000円を切っているので、欲しい人は今がチャンスかもしれません。
生け贄シナジーと相性のいい「しつこい負け犬」
新発売の”ニューカペナの街角”からモダン環境で使われるようになった1枚が、黒のクリーチャー「しつこい負け犬」です。
![](https://yukkerom.com/wp-content/uploads/2022/05/cardimage-2-2.png)
息切れ防止+ハンドアドバンテージを拡げられる強力な1枚ですね。
生け贄ギミックと相性がいい一枚で、今後スタンダードでも活躍しそう。
現在1枚500円以下で購入可能なようです。
モダン環境『計算された爆発』が格安で面白い!
最近、モダン環境でもコンボデッキが組みたくて、色々調べてました。
結果的に格安で構築できるコンボデッキ、『計算された爆発』が1番気になってます。
![計算された爆発 MTG](https://yukkerom.com/wp-content/uploads/2022/04/cardimage-1-3.png)
10,000円以下で構築できる本格的なコンボデッキなので、
「とりあえず1個モダンのデッキを持っておきたい…。」
という人にもおススメのデッキですね。
このブログでデッキレシピを紹介しているので、もしよかったらこちらもご覧ください!
![](https://yukkerom.com/wp-content/uploads/2022/04/5280d8f538c49c698b79f10d5901a508-1-300x158.jpg)
安く楽しめるデッキも結構あるモダン環境
使用率上位のデッキリストを見ていると、結構高額なデッキが多いモダン環境。
ですが、カードプールが広い分、安くてもモダン環境を楽しめるデッキも結構あります。
このブログではモダン参入によさそうな価格的に構築しやすいデッキを5つまとめているので、気になる人はぜひこちらも記事もチェックしてみてください。
![](https://yukkerom.com/wp-content/uploads/2022/02/a02161608052e3806709f461be44d5bf-1-300x158.jpg)
Moでも競技人口が多いように感じるモダン環境、ぜひ遊んでみてはいかがでしょうか?
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!