赤単バーン、シンプルに安いし強い。
今回紹介するのは、2023年にMagic Onlineのリーグで5勝0敗を達成した『赤単バーン2023』のデッキレシピ。
“バーン”は軽量の火力呪文と、相性のいい軽量クリーチャーで構成されたアグロデッキです。

『赤単バーン2023』は従来のレガシー環境のバーンの主要パーツを採用しつつ、レガシーではあまり見ないカードが採用されています。
最近のレガシー環境では破格の2万円以下で構築が可能なデッキです。
自分もMoで赤単バーンをちょこちょこ握ってるんですが、4勝1敗をコンスタントに出してくれてます。
扱いやすいデッキなのでレガシー入門にもよさそうだし、サクっとレガシーのデッキを作りたい人にもおススメのデッキです。
それではさっそくデッキレシピを紹介していきましょう。
レガシー環境『赤単バーン2023』のデッキレシピ
メインデッキ[60枚]
クリーチャー(15) |
4 ゴブリンの先達 |
4 僧院の速槍 |
4 むら気な猛導獣 |
3 大歓楽の幻霊 |
呪文(28) |
4 稲妻の連鎖 |
4 溶岩の撃ち込み |
4 稲妻 |
3 発展の代価 |
3 焼尽の猛火 |
3 舞台照らし |
3 裂け目の稲妻 |
4 火炎破 |
土地(17) |
4 乾燥台地 |
13 山 |
サイドボード[15枚]
1 墓掘りの檻 |
2 紅蓮破 |
3 乱動する渦 |
3 粉々 |
2 血染めの月 |
2 極上の炎技 |
2 虚空の力線 |
デッキ総額は約17,000円!Moなら約12,000円で遊べる!
Wisdom Guildで今回の『赤単バーン2023』に採用されているカードの価格を調べた結果、構築にかかる費用は約17,000円でした!
好成績を収めているデッキのほとんどが10万円以上しているレガシー環境では、かなり安いデッキですね。
ちなみに一番高額だったカードは赤白フェッチランド、「乾燥台地」。

一番高いカードが2,000円以下。レガシーではかなり安く感じます。
「乾燥台地」とサイドボードに2枚採用された「血染めの月」以外は1,000円以下で購入できるカードばかりです。
ちなみに、レガシー環境をオンラインで楽しめるMagic Onlineでは約12,000円で構築可能。
Magic Online、好きな時間にレガシーをプレイしたい人にはおススメのソフトなので、遊んでみてはいかがでしょうか?

レガシー環境『赤単バーン2023』で気になったカード
「むら気な猛導獣」、レガシーでも使う日が来るとは。
赤単バーンで採用されやすいクリーチャー御三家、「ゴブリンの先達」、「僧院の速槍」、「大歓楽の幻霊」。
今回の『格安赤単バーン2023』では、これらのクリーチャーに加えて「むら気な猛導獣」が採用されています。

1マナ2/2、トランプル・速攻と強力なカードですが、プレイヤーに戦闘ダメージを与えるたびに土地を手札に戻さなければなりません。
ただ戦闘前メインで赤マナを出して、タップ状態の山を戻して戦闘後メインで山を出してもう1マナ出すことができるので、1マナ呪文の多いこのデッキとは相性のいい1枚です。
モダン環境の赤単で使っていた1枚なんですが、まさかレガシーでお目にかかる日がくるとは…。
「むら気な猛導獣」のおかげで土地が17枚とかなり切り詰められています。
上陸付きの火力呪文、「焼尽の猛火」も使いやすくなりますね。

貴重なアドバンテージ源、「舞台照らし」
「あと1枚、手札に稲妻があれば…。」
バーンで遊んでいるとよくある手札切れ。
今回のデッキではアドバンテージを稼ぐため、疑似ドローカード「舞台照らし」が採用されています。

通常コストは3マナと重めですが、絢燗コストなら1マナで2枚疑似ドローが可能。
レガシー環境を代表する打消し呪文、「意志の力」を相手がピッチコストで唱えた場合にも絢燗コストで唱えられるのは忘れないようにしたい所です。
今が買い時、「虚空の力線」
サイドボードに採用されている墓地対策カード、「虚空の力線」。
ゲーム開始前に設置できる強力な墓地対策カードで、デッキの色を問わず採用される1枚ですね。

ちょっと前まで一枚1,500円以上していたイメージの1枚でしたが、最近は値下がって1,000円以下で買えるショップも出てきてます。
再録で値下がったカード、だんだん値段が戻ったりするので、まだ持っていない人はほどほどの価格でお迎えしてはいかがでしょうか?
安い!強い!レガシー環境の『赤単バーン2023』!
レガシー環境の『赤単バーン2023』。
今回の記事を簡単にまとめました。
- テーブルトップは約17,000円、Moなら約12,000円で構築可能
- 「むら気な猛導獣」、大活躍
- バーンの楽しさを感じられるデッキ
興味が湧いて来たらぜひ遊んでみてもらえると嬉しいです。
あと、今回のデッキ、モダンの『赤単アグロ』ともパーツが似ているので、モダン・レガシー両方でバーンを楽しみたい人にもおススメですね。

今回の『赤単バーン2023』ほどではないですが、レガシー環境で安価に構築できるデッキもまとめているので、もしよかったらこちらもご覧ください。

それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!