この記事では、2021年11月にMTGアリーナのヒストリック環境で、どんなデッキが使われているのかをまとめました。
日本時間で10月14日に禁止改定と修正が行われ、
- 「ティボルトの計略」が禁止
- 「記憶の欠落」が使用停止
- 「渦巻く知識」が禁止
- アリーナ限定カードのテキストが一部修正
となりました。
「ティボルトの計略」は強力なカードが多いヒストリックでは、かなり凶悪なカードでしたね。
また、「記憶の欠落」は、前回調査時に高い使用率となっていたジェスカイコントロールの主力打消し。
このこともあってか、前回調査時からヒストリック環境で使用されているデッキが大きく変わっています。
使用率のトップ5を先月と見比べてみると、ジャンドサクリファイスを除いて全てのデッキが入れ替わっていました。
使用率上位のデッキと気になるカードについてまとめたので、ぜひ最後までお読みください。
MTGアリーナのヒストリック環境のデッキ使用率(2021年11月現在)
2021年11月2日現在、MTG GOLD FISHさんを参考にヒストリック環境のデッキ使用率を表にまとめました。
順位 | デッキ名 | MTG Gold Fishのメタ% |
---|---|---|
1位 | ジャンドサクリファイス | 14.4% |
2位 | イゼットフェニックス | 9.3% |
3位 | セレズニアカンパニー | 8.1% |
4位 | 5色ニヴ=ミゼット再誕 | 6.6% |
5位 | 赤単 | 5.1% |
『ジャンドサクリファイス』が上位を維持
前回の調査から唯一高い使用率を誇っていたのが『ジャンドサクリファイス』でした。
「フェイに呪われた王、コルヴォルド」など、強力なカードを採用したデッキ。
以前このブログでも紹介した『ラクドスサクリファイス』同様、クリーチャーを生け贄に捧げて誘発する能力を活用するデッキです。
ラクドスカラーだと使うレアカードが少ないので、これからヒストリックを始める人は、まずラクドスカラーから始めてみてはいかがでしょうか?
パイオニアでも人気の『イゼットフェニックス』
パイオニアやモダンで活躍している「孤光のフェニックス」を活用した『イゼットフェニックス』が高い使用率となっていました。
軽量の呪文を大量に搭載して「孤光のフェニックス」を墓地から戦場に出すデッキ。
「孤光のフェニックス」は除去してもまた墓地から戦場に出るので、対処するのが難しいクリーチャーですね。
こちらのデッキもこのブログで紹介しているので、もし良ければ読んでみてください。
5色コントロールの『ニヴ=ミゼット再誕』
ヒストリック環境でも『ニヴ=ミゼット再誕』が高い使用率となりました。
コントロール要素強めの5色デッキ。
「ニヴ=ミゼット再誕」の効果を発揮すべく、2色の強力なカードが多数採用されています。
こちらもデッキリストを紹介しているので、気になる人はぜひ遊んでみてください。
ヒストリック環境の注目MTGカード
アドバンテージを拡げる「エスパーの歩哨」
モダンホライゾン2で初登場した「エスパーの歩哨」はヒストリック環境の『セレズニアカンパニー』などで活躍しています。
レガシーの親和デッキでも採用される1枚だけあって、強力なクリーチャー。
1枚1,000円を超えるカードですが、アリーナではワイルドカード1枚で作成できるのでぜひ試してみて欲しいカードです。
墓地対策のアンコモン「魂標ランタン」
サイドボードでよく見るカードが墓地のカードを追放できる「魂標ランタン」です。
相手や状況によって墓地を追放するか、ドローするかを選べるのもいいですよね。
アンコモンなので、アリーナで優先して作っておきたいカードです。
ゴルガリカラーの英雄譚「古き神々への拘束」
黒と緑がタッチされているデッキで採用されることが多いのが、「古き神々への拘束」でした。
1章のパーマネント破壊だけでなく、2章で基本地形もサーチできる強力なカード。
こちらもアンコモンなので、ワイルドカードに余裕がある人に作るのをおススメしたい1枚です。
気になるヒストリックのMTGデッキは『アゾリウスオーラ』
最近このブログでも紹介した『アゾリウスオーラ』。
神話レアやレアの使用枚数が少ないので、構築しやすいデッキとなっています。
また、イベントでも高い成績を収めており、デッキパワーも高いデッキです。
もしお時間があれば、デッキの紹介記事もぜひご覧ください。
禁止改定でメタが動いたヒストリック環境!
禁止改定があり、使用率の高いデッキが大きく変わったヒストリック環境。
僕は相変わらずシミックマーフォークで遊んでいますが、上位のジャンドサクリファイスやイゼットフェニックス、本当に強く感じました…。
こちらがライフを削り切れないとあっという間に挽回されて負けてしまいます。
(それでも僕はマーフォークが好きなので、延々とマーフォークを回し続けます。)
今後も環境を調査しながら、ヒストリックを楽しんでいこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!