この記事では2022年4月現在、パウパーのイベントでどんなデッキが使われているのかをまとめました。
3月7日の禁止改定で”親和”と”ストーム”で使われているカードが禁止になったパウパー環境。
ストーム系のデッキは対処が難しく、高確率でソリティアになってましたね。
実際当たってみても、相手の引き次第で勝敗が決まる感じだったので禁止もやむなしだなぁという印象。
“親和”系デッキが2割以上を占める時期もあったんですが、最近は使用率が1位のデッキでも12.6%とある程度落ち着いてきた感じですね。
禁止改定後の環境や気になるカードについてまとめたので、パウパー環境に興味のある人やパウパーでどんなデッキを作ろうか迷っている人は、ぜひ最後までお付き合いください!
パウパー環境のデッキ使用率(2022年4月)
まず2022年4月21日現在、MTG GOLD FISHさんのデータを参考にデッキの使用率を表にまとめました。
順位 | デッキ名 | MTG Gold Fishのメタ% |
---|---|---|
1位 | ディミーアフェアリー | 12.6% |
2位 | バーン | 9.2% |
3位 | ラクドスバーン | 8.0% |
4位 | ジャンドゴブリン | 7.2% |
5位 | ボロスアグロ | 6.6% |
『ディミーアフェアリー』の使用率が継続して高くなってきた
以前から一定の使用率があった『ディミーアフェアリー』ですが、今回唯一の二桁%で1位でした。
「呪文詰まりのスプライト」と「深き刻の忍者」のシナジーが強力ですよね。
使ってみるとわかるんですが、どの呪文を打ち消すのか、どのクリーチャーを除去するのか等、選択の幅が広いデッキで奥が深いです。
噛めば噛むほど味が出るスルメ的な良さのあるデッキなので、長く楽しめそう。
あと、久々にこのデッキについて調べたらメルカディアンマスクスの黒のピッチスペル「殺し」が今300円以上するんですね。
「呪文詰まりのスプライト」もコモンですが少しお高めで、現状構築に1万円くらいかかるデッキとなっています。
結構前のリストですがこのブログでもデッキリストを紹介しているので、もしよければ参考までにご覧ください。
2色化した『バーン』デッキ
赤単バーンの次点として、赤黒の2色で構築された『ラクドスバーン』がランクイン。
黒のライフを失わせる呪文と赤の火力デッキでダメージを与えつつ、「台所のインプ」等でクロックも刻んでいくデッキですね。
「信仰無きものあさり」などでカードを捨てることができるので、マッドネスで唱えられることも多そうです。
現在デッキ構築にかかる費用は5,000円程度で平均よりちょい高めのデッキという感じですね。
3色構成の『ゴブリン』デッキ
ランキング上位で唯一の部族デッキが『ゴブリン』デッキでした。
緑の多相クリーチャー、「仮面の蛮族」多相が入って3色で構成されることもあるようですね。
Magic Onlineのイベントで定期的に5勝0敗を達成しているので、デッキパワーもしっかりある部族デッキ。
構築にかかる費用は約6,000円なのでこちらもパウパーの中では少しお高めのデッキとなっています。
パウパー環境を格安に遊べる『黒単バーン』が面白そう
「MTGをなるべく安く遊びたい…。」
この気持ちからパウパーに入る人もいるはず。
(自分も子育て世代であまりお小遣いが多くないのでパウパーに興味を持ちました。)
そういう人には最近Magic Onlineのイベントで好成績を上げていた「黒単バーン」がおススメ。
2,000円以下で構築可能な格安デッキなので、ぜひ組んで遊んでみてもらえれば幸いです。
このブログでデッキレシピを紹介しているので、もしよかったら見てみてください!
パウパー環境で活躍するMTGカード
1枚差しをよく見る「神への債務」
使用率の高い『ディミーアフェアリー』で1枚採用されているのが、NEO神河の「神への債務」。
クリーチャーだけでなく、エンチャントも対象にとれるので腐りにくい一枚ですし、黒には珍しい追放除去ですね。
NEO神河のコモン、現状ではまだどのカードも安価で買えるので、欲しいカードは安いうちに揃えておくといいかもしれません。
様々なデッキで採用される「胆液の水源」
パウパーのデッキリストを見ていて最近よく見かけるのが「胆液の水源」ですね。
特にボロスアグロと相性のいい1枚で、「きらめく鷹」の本来ならデメリットの能力を+に換えることが出来ます。
無色なので色を選ばないこともあり、今後もパウパーで活躍しそうな1枚ですね。
禁止改定でバランスがかなり取れた印象のパウパー環境
3月の禁止改定後、様々なデッキがイベントで好成績を残していて、カードバランスがイイ感じになってる印象を受けますね。
僕も主にバーンで遊んでいますが、色々なデッキと遊べてとても楽しいです。
格安で構築できるので、興味のある人はデッキを作ってみてはいかがでしょうか?
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!