レガシー環境の強力コンボ”ヘルムヴォイド”。
古のセット、アライアンスのアーティファクト「helm of Obedience」と「虚空の力線」のコンボで相手のライブラリーを削り切るコンボを主軸にしたデッキです。


「helm of Obedience」、いつ見てもかっこいいなぁ…。
エキスパンションマークも含めて一番好きなセットがアライアンスなので、とても思い入れのある1枚です。

7月にも『黒単ヘルムコンボ』を紹介したばかりでしたが、デッキレシピの内容が違うデッキがあったので、ご紹介します。
今回の『ヘルムヴォイド』も12万円程度で構築可能と、他のレガシー環境のデッキに比べると比較的安めのデッキ。
(レガシーのデッキを見ているとこれが安く見えてくるから不思議ですね…。)
レガシーのデッキを組んでみたい人、新しいデッキを組みたい人はぜひ最後までお読みください!
それでは、さっそくデッキレシピから紹介していきます。
レガシー環境『黒単ヘルムヴォイド』のデッキレシピ
メインデッキ[60枚]
クリーチャー(34) |
4 ダウスィーの虚空歩き |
2 戦慄の朗詠者、トーラック |
4 敵対工作員 |
4 疫病を仕組むもの |
PW(4) |
4 大いなる創造者、カーン |
呪文(14) |
4 暗黒の儀式 |
4 思考囲い |
3 トーラックへの賛歌 |
3 突然の布告 |
アーティファクト(3) |
3 Helm of Obedience |
エンチャント(4) |
4 虚空の力線 |
土地(21) |
2 古えの墳墓 |
1 ロークスワイン城 |
13 沼 |
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ |
4 不毛の大地 |
サイドボード[15枚]
1 水蓮の花びら |
1 囁きの大霊堂 |
1 真髄の針 |
1 液鋼の塗膜 |
1 漸増爆弾 |
1 突然の布告 |
1 罠の橋 |
2 残忍な騎士 |
1 毒の濁流 |
1 Helm of Obedience |
2 黙示録、シェオルドレッド |
1 領事の旗艦、スカイソブリン |
1 マイコシンスの格子 |
デッキ総額は約120,000円!Moなら約91,000円で遊べる!
テーブルトップ
Wisdom Guildで今回の『黒単ヘルムヴォイド』の価格を調べた結果、デッキ構築にかかる費用は約120,000円でした!
ちなみに一番高額だったカードはキーカードの「helm of Obedience」で一枚9,000円ほど。

2年前は3,000円程度で買えたのが気づけばもうちょっとで1万円という価格まで上がっていますね…。
再録禁止カード、値段が下がることが少ないので欲しい人は早めに揃えるのが吉です。
次点で高額だったのがスタンダード環境で猛威を振るっている、「黙示録、シェオルドレッド」でした。

見れば見るほどぶっ壊れ性能ですね…。
黒らしいイラストもかっこいいです。
スタンダードだけでなく、パイオニア、モダン等々でも活躍している強力なクリーチャー。
下環境での人気を考えるとこのくらいの値段でしばらく落ち着きそうですね。
Mo
レガシー環境をオンラインで楽しめるMagic online(通称Mo)なら、今回の『ヘルムヴォイド』を約91,000円で遊ぶことができます。
MTGアリーナ同様、世界中でプレイされているので対戦相手が24時間探せるのが嬉しいところ。
テーブルトップで遊ぶ時間が取れない人は検討する価値ありです。

レガシー環境『黒単ヘルムヴォイド』で気になるカード
4枚採用された「大いなる創造者、カーン」
メインデッキに4枚採用されているのが、無色のプレインズウォーカーの「大いなる創造者、カーン」。

マイナス能力でサイドボードからhelmを持ってこれるので、実質helm7枚体制になっているのがかなり強力ですね。
墓地を追放するカードも「虚空の力線」だけでなく「ダウスィーの虚空歩き」が採用された8枚体制でコンボパーツを集めやすい構成となっています。
しかもサイドボードには「マイコシンスの格子」が採用されているので、相手を完全にロックすることも可能です。

「大いなる創造者、カーン」、ちょっと前まで1,500円くらいだと思ったら2,500円くらいまでじわじわ値上がってましたね。
右肩上がりでジワジワ来てるので、こちらも早めに抑えるのが吉な気がします。
「黙示録、シェオルドレッド」、スタン以外でも大活躍
最近、黒といえば「黙示録、シェオルドレッド」というくらい黒系のデッキで採用されているのを見るようになりました。
場にいる限りライフを奪い、ライフを得られるのが反則級に強い…!

ファイレクシア語版、かっこいいですね。
そもそも、4マナ4/5接死っていう能力がすごいんだよなぁ…。
4マナ、レガシーでは重めですが「暗黒の儀式」でマナ加速できる黒なら早いターンで出すことができるのも優秀。
エターナル環境で今後も使われていきそうな1枚です。
黒のエターナルパーツ、ジリジリ値上がってます
今回カードの価格を調べていたら、エターナル環境で使うカードがじみーに値上がってますね。
“時のらせんリマスター”で再録されて一時期1,000円を割っていた「ヨーグモスの墳墓、アーボーグ」が最近だとネット販売最低価格で2,500円だったり…、

サーチしようとした相手をコントロールできる「敵対工作員」だったりが値上がってます。

「敵対工作員」は3マナなので「暗黒の儀式」を使えば1ターン目から構えることが可能。
フェッチを切った相手の度肝を抜けそうです。
なんにせ、エターナル環境のカードは使い道が見つかったり需要が上がると価格が高騰することがあるので、欲しいカードは早めに抑えておきましょう。
今が買い時です。きっと。
(と思って散財しちゃうからMTG沼って怖いですよね。)
相手のライブラリーを削り切る!レガシー環境『黒単ヘルムヴォイド』!
1撃必殺のコンボを搭載した、『黒単ヘルムヴォイド』。
ライフがもう少しで0になりそう…っていうときにヘルムコンボが決まったときのスリルと爽快感、たまらないんですよね…!
興味のある人はぜひ遊んでみて欲しいデッキです。
あと、このデッキの形以外にも”ヘルムコンボ”を搭載したデッキを紹介しているので、もしよかったらこちらもご覧ください。

それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!