僕が記事にまとめるくらい好きなカード、「Helm of Obedience」。
ヘルムコンボ系デッキのキーカードとなる再録禁止カードで、テキストの長さが古えのMTGらしさを感じる1枚です。
最近は『黒単ヘルムデプス』などで使われることの多い「Helm of Obedience」ですが、今回紹介するデッキはデプスコンボを搭載していないヘルムコンボ特化型のデッキ。
デプスコンボを搭載することで、無色マナしか出ない”単色なのに色事故が起こる”ことリスクが少なくなっていますね。
僕も最近Moで回しているんですが、結構トナプレで勝ってます。
(もうちょい練習したらリーグにも挑戦したいですね。)
構築にかかる費用もレガシー環境では比較的安価なので、これからレガシー入門を考えている人の選択肢にもなるデッキではないでしょうか?
デッキレシピと注目のカードについてまとめたので、デッキ構築のヒントにしていただければ幸いです!
レガシー環境の『黒単ヘルムコンボ2022』のデッキリスト
メインデッキ[60枚]
クリーチャー(1) |
1 ダウスィーの虚空歩き |
呪文(24) |
4 不敬な教示者 |
4 暗黒の儀式 |
4 強迫 |
4 コジレックの審問 |
4 思考囲い |
4 トーラックへの賛歌 |
アーティファクト(6) |
1 金属モックス |
1 呪われた巻物 |
4 Helm of Obedience |
エンチャント(4) |
4 虚空の力線 |
土地(25) |
3 古えの墳墓 |
2 ロークスワイン城 |
14 沼 |
4 ウルザの物語 |
2 不毛の大地 |
サイドボード[15枚]
1 不毛の大地 |
4 致命的な一押し |
3 外科的摘出 |
3 ダウスィーの虚空歩き |
1 世界のるつぼ |
3 疫病を仕組むもの |
デッキ総額は約10万2千円!デュアルランドがない分比較的安価!
Wisdom Guildで調査した結果、シングルカードの最低価格の合計価格は約102,000円でした。
一番高額なカードは僕が愛してやまない「Helm of Obedience」で1枚8,000円くらい。
と記事を書いていたんですが、6月13日現在でネットショップの在庫が切れてましたね。
再録禁止、欲しくてもすぐ手に入らない時があるので、欲しいカードは早めに入手がおススメです。
レガシーでよく使われている特殊土地キラーの「不毛の大地」は最近値段が下がって2,000円台で購入可能になってますね。
様々なデッキで使うカードなので、レガシーで遊ぶなら4枚持っておくとよいと思います。
レガシー環境の『黒単ヘルムコンボ2022』に採用されているカード
メインデッキは衝撃のハンデス16枚
黒の代名詞と言えば手札破壊呪文ですが、今回のデッキでは16枚手札破壊呪文が採用されています。
沼を多く採用してマナ基盤が安定しているので強力な2マナ手札破壊呪文、「トーラックへの参加」も安定して唱えることが可能です。
レガシー環境のデッキレシピを色々見ていますが、メインデッキで16枚手札破壊採用はなかなか見ないですね。
相手のリソースを徹底的に削ることに特化したデッキとなっていて、実際に使ってみると自分も相手も手札が0の状態での勝負になることが多いです。
2マナのチューター「不敬の教示者」
手札が0の状態で自分の欲しいカードをデッキから持ってこれるよう、「不敬の教示者」が4枚採用されています。
待機呪文は打消されやすい印象がありますが、大量の手札破壊呪文があるため、相手が打消しを構えることが難しくなっているのがこのデッキの強い強いところだなーと感じますね。
実際回してみて、待機期間中に手札破壊で相手の打消しを落として「不敬な教示者」を通せることが結構多いです。
場合によっては「呪われた巻物」でジワジワライフを削るプランも採用できるもいいですね。
様々なデッキで使える「ウルザの物語」
今回の『黒単ヘルムコンボ』にも採用されている強力な土地、「ウルザの物語」。
『黒単ヘルムデプス』をはじめ様々なデッキで採用されていますね。
汎用性がかなり高く、デッキ構築の幅が広がるのでこちらも揃えておきたいカード。
モダンホライゾン2、だんだんプレ値になってきているので、ボックス開封を楽しみながら資産を増やしたい人は早めにボックスを抑えた方がよさそうです。
『黒単ヘルムコンボ』はおすすめの一撃必殺の面白コンボデッキ!
決まれば一撃でゲームが決まる一撃必殺のコンボを持つ、『黒単ヘルムコンボ』。
手札破壊呪文が多いので、コンボデッキにも結構強いです。
(先攻1ターン目コンボにはさすがに対処が厳しいですが…。)
構築総額10万円程度とレガシーのデッキにしては比較的安価なので、レガシー入門を考えている人はこのデッキから始めてみるのもいいかと思います。
このブログではデュアルランド不使用で比較的安価なデッキを他にも紹介しているので、もしよければこちらもご覧ください。
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!