格安ながら幅広いカードプールでMTGを楽しめる、パウパー環境。
2022年9月には、どんなデッキが使われていたのか?
調べた結果をまとめていこうと思います。
前回パウパー環境のデッキについて調べたのが、ダブルマスターズ2022発売前の6月末でした。
この時から”ダブルマスターズ2022″と”団結のドミナリア”のカードが追加となったパウパー環境。
“ダブルマスターズ2022″でコモン収録されたあのカードや”団結のドミナリア”の新登場カードが結構活躍していますね。
今回もデッキの使用率だけでなく、気になるカードなどについても記録しておきます。
パウパー環境に興味のある人は、ぜひ最後までお読みください!
パウパー環境のデッキ使用率(2022年9月)
まず2022年9月30日現在、MTG GOLD FISHさんのデータを参考にデッキの使用率を表にまとめました。
順位 | デッキ名 | MTG Gold Fishのメタ% |
---|---|---|
1位 | 赤単バーン | 31.4% |
2位 | 赤単悪鬼シュート | 8.0% |
3位 | セレズニアボーグル | 6.9% |
4位 | ボロスアグロ | 6.1% |
5位 | ディミーアコントロール | 5.0% |
最近のセットでかなり強化された『赤単バーン』が強い!
最近のパウパー環境では『赤単バーン』が、かなり強力になっています。
一番の強化につながったのが、”ダブルマスターズ2022″でコモン収録された「僧院の速槍」ですね。
レガシーの『赤単バーン』でも4枚採用されるこのカードがパウパー環境に与えている影響はかなり大きく感じます。
『赤単バーン』だけでなく、同じく赤単の『悪鬼シュート』にも採用。
今後、禁止にならない限りはかなり使われるカードになるでしょうね。
この「僧院の速槍」を活かすため、”イニストラード:真紅の契り”から「無謀なる衝動」も採用されるデッキレシピが最近結構多いです。
この2枚が入ってくるだけで、今までの『赤単バーン』よりかなり早くライフを削れます。
実際Moで遊んでみても、以前のバーンとは比べ物にならない位強いと思うので、ぜひ一度遊んでみて欲しいデッキですね。
神河で強化されていた『セレズニアボーグル』
“呪禁”を持ったクリーチャーなどをどんどん強化していく、『セレズニアボーグル』。
デッキ名にもなっている「ぬめるボーグル」、きもかわいいというかなんというか、愛着がある1枚ですよね。
大幅強化された赤単系デッキの次に付けた理由として、”神河 輝ける世界”での強化があげられそう。
エンチャントカウントを稼ぎつつドロー付きの「神憑く相棒」や…、
エンチャントを多く採用しているデッキと相性のいい、「精霊との融和」が強化につながっています。
『セレズニアボーグル』、突出して強い時期はないですが、安定してパウパー環境にいる印象。
ながーく楽しめるデッキを求めている人にはピッタリかもしれませんね。
「トレイリアの恐怖」が強い!『ディミーアコントロール』
“団結のドミナリア”で僕が注目していた、「トレイリアの恐怖」。
コモンとは思えないとんでもない性能を持ったクリーチャーだなぁと思っていました。
このカードと同じく墓地を活用する5/5クリーチャー、「グルマグのアンコウ」を採用したディミーアコントロールが好成績を残していますね。
クリーチャーはこの2種類の8枚採用のみというリストも、結構多いです。
序盤をしのぎ切ればかなり強そうですね。
使いこなせれば、すごい楽しそうな印象です。
デッキ価格が上がってきたパウパー、『白単』なら安く参入可能!
MTGを格安で楽しめるし、大手ショップ晴れる屋で”パウパー神決定戦”が開かれるなど人気がどんどん上がっている印象を受けるパウパー環境。
その反動か、パウパーのカード需要があがりデッキ価格の上昇を感じますね。
以前は3,000円前後のデッキが結構あった印象でしたが、最近は5,000円を切るデッキレシピが少ないのではないでしょうか?
そんな中でもお小遣い制MTGプレイヤーなどに優しいのが”白単”系のデッキですね。
最近も2,000円以下でMoリーグ5勝0敗を達成するなど、安いけど強力なデッキが構築可能です。
サイドボードに採用されることが多い高額カード、「塵は塵に」が無くてもしっかり結果を残している印象を受けます。
「MTGに割けるお金は少ないけど、パウパーも遊んでみたい…!」
という人は、まず白単系のデッキからはじめてみるといいかもしれませんね。
パウパー環境で気になるMTGカード
古いカード、値上がる前に揃えちゃいたい
最近デッキレシピを調べていて感じるのが、再録が少ない人気カードの価格高騰。
黒の強力な除去、「殺し」や「チェイナーの布告」や…
緑のエンチャント、「楽園の拡散」など、コモンでも1枚300円以上するカードが結構出てきてますね。
再録されれば値下がりするとは思いますが、なかなか再録されない現状を考えると、組みたいものは早めに組んじゃうのがよさそうな気がします。
“バルダーズゲート”のコモンが結構活躍してる
結果的に不人気商品となってしまい、かなり安売りされている”バルターズゲート”ですが、コモンを見てみると結構いいカードが採用されてるんですよね。
赤の最強火力「稲妻」も収録されているし、新録の青のコモン「ケンクのアーティフィサー」は上位5つのデッキでは採用されていないものの、他のデッキで活躍しています。
レガシーで最近ちょっと人気になっている「ミンスクとブー」も値段が上がってきたし、だんだん価値が出てくるBOXかも…。
現状8,000円以下でセットブースターBOXを購入可能なので、欲しい人は需要が上がる前に早めの購入がおススメです。
バーン1強はづつくのか?今後の動向が気になるパウパー
『赤単バーン』がかなり強力な印象のパウパー環境。
禁止改定がなければ2022年11月の新セット、”兄弟戦争”まではこのまま結果を残し続けそうな気がします。
今後も引き続き調べて、またブログのまとめていこうと思いますので、ひきつづきチェックしてもらえると嬉しいです。
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!