2021年10月のスタンダード、「イニストラード:真夜中の狩り」環境ではどんなデッキが使われていたのか?
この記事では使用率の高かったデッキと注目のデッキをまとめています。
スタンダードのローテーション直後ということで、使えるカードが少ないスタンダード環境。
先日の日本の高橋優太選手が優勝した世界選手権でも、様々なデッキを見ることができました。
緊急事態宣言も開けて店舗のイベントが復活してきたので、スタンダードのデッキを作ってFNMに参加して楽しんでいきたいですね。
どんなデッキを使うのか迷っている人や、これからMTGを始める人へのヒントになれば幸いです。
2021年10月現在のスタンダード環境のデッキ使用率
まず2021年10月20日現在、MTG GOLD FISHさんを参考にデッキの使用率を表にまとめました。
順位 | デッキ名 | イベントでのデッキ使用率 |
---|---|---|
1位 | イゼットコントロール | 34.2% |
2位 | 緑単アグロ | 19.4% |
3位 | 白単アグロ | 14.1% |
4位 | ディミーアコントロール | 4.0% |
5位 | 黒単アグロ | 3.0% |
世界選手権を制した『イゼットコントロール』
イゼットカラーのコントロールデッキが34.2%と、かなり高い使用率となっています。
「イニストラード:真夜中の狩り」で登場したドロー呪文、「記憶の氾濫」も強力。
フラッシュバックならライブラリートップから7枚見て2枚選べる優秀なドロー呪文ですね。
使用率がぐんを抜いて高いところからも、非常にデッキパワーが高いことが伺えます。
構築にかかる費用は大体4万円前後なので、どちらかというと高額なデッキですね。
ローテーション直後はアグロが強い
ローテーションでカードプールが狭い時にはアグロデッキが好成績を残す事が多く、今回も3色のアグロデッキの使用率が高くなっています。
アグロデッキの中で1番使用率が高かったのは、『緑単アグロ』でした。
以前紹介したスタンダード2022の『氷雪緑単』と似たデッキリストです。
高額レア「レンと七番」なども採用されており、構築には3万円くらいかかりそう。
値段の面でいうと、白単アグロが1万5000円程度で構築できそうです。
安めに最近のスタンダード環境を楽しみたい人は、『白単アグロ』がおススメですね。
スタンダード環境、注目のMTGカードは?
どこまで値上がる?「黄金架のドラゴン」
ローテーション・緊急事態宣言あけ等でスタンダード需要が増えているのか、どのカードも値上がってきています。
その中でも高額なのがカルドハイムの「黄金架のドラゴン」ですね。
効果が強力かつイラストアドも高いカード。
使用率が高い『イゼットコントロール』で4枚採用されカードですね。
しばらくスタンダードで使えるカードなので、これからもこの値段を維持するのか?
今後の動向が気になる1枚です。
優秀な打ち消し呪文「才能の試験」
優秀な打ち消し呪文「才能の試験」が採用されているデッキリストをよく見かけます。
相手のキーカードを根こそぎ削ることができる1枚。
『イゼットコントロール』のキーカードはマナコストが重く大振りなので、このデッキで相手のキーカードを抜けばかなり有利にゲームを進めることができます。
強力PW「レンと7番」
「イニストラード:真夜中の狩り」のトップレア、「レンと7番」も緑単アグロで絶賛活躍中です。
-3能力をはじめ、どの効果も強力なPWです。
当初4,000円くらいの値段にまで上がりましたが、最近は3,000円くらいまで値下がりしたようですね。
こちらも活躍次第でまた値段があがるのでしょうか?
注目の1枚です。
個人的に気になるスタンダードのデッキは『イゼットテンポ』
個人的にスタンダード環境で気になっているのが『イゼットテンポ』です。
レガシーでも活躍している「秘密を掘り下げる者」が採用されたクロックパーミッション。
1万5000円程度と、他のデッキと比べると安価なデッキで、イベントで好成績も残しています。
僕もタイミングが合えばこのデッキでFNMに出てみようかと考え中。
以前デッキリストを紹介しているので、もしよかったらこちらもご覧ください!
あと1か月の真夜中の狩り環境、今後も楽しみ!
現在のスタンダードでは「イゼットコントロール」がダントツの1位という結果となったスタンダードの使用率。
「イニストラード:真紅の契り」発売までこのままの状態が続くのか?
今後も引き続き動向をチェックしていきます。
また発売日に変更がなければ、11月19日に「イニストラード:真紅の契り」が発売となります。
予約を考えている人は情報をまとめておいたので、こちらからご確認いただければ幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!