この記事ではパウパーでどんなデッキが使われていたのか、2022年3月に調べた結果をまとめています。
2022年3月7日、急遽パウパーの禁止改定があり、
- 電位式リレー
- 大霊堂の信奉者
が禁止、そして「探検の地図」が禁止解除となりました。
前回1月20日の改定と合わせて、親和デッキで使用率の高い「大霊堂の信奉者」が禁止ということで、親和デッキに影響がある禁止改定となりましたね。
また、パウパー環境では対応が難しいストーム系デッキのキーカード、「電位式リレー」が禁止になったので、また大きく環境が変わりそうです。
この記事では、3月7日禁止改定前のデッキの使用率をまとめておきました。
結果を先にお伝えすると、デッキ使用率1位は今回禁止になった「大霊堂の信奉者」が活躍する『ラクドス親和』ということで、やはり親和デッキが強かったようです。
1位以外にもパウパー環境でどんなデッキが使われていたのか?NEO神河のコモンからどんなカードが採用されているのか?気になる人はぜひ最後までお付き合いください!
パウパー環境のデッキ使用(2022年3月)
まず2022年3月1日現在、MTG GOLD FISHさんのデータを参考にデッキの使用率を表にまとめました。
順位 | デッキ名 | MTG Gold Fishのメタ% |
---|---|---|
1位 | ラクドス親和 | 10.9% |
2位 | ディミーアフェアリー | 8.5% |
3位 | バーン | 7.8% |
4位 | 赤白ビートダウン | 7.2% |
5位 | ボーグル | 6.6% |
エイトグなどが禁止になってもデッキパワーの高い『ラクドス親和』
冒頭でもお伝えした通り、主力クリーチャー「エイトグ」を失いましたが、『ラクドス親和』が使用率1位となりました。
「エイトグ」がいなくなり、「クラーク族のシャーマン」などのクリーチャーがメインから採用されるデッキが多くなっていますね。
土地がほぼアーティファクト土地で構成されているので、早い段階で親和持ちのクリーチャーを展開できるのが強力でしたね。
「大霊堂の信奉者」が禁止になっても環境で戦えるのか?
今後の使用率が気になるデッキです。
上位に戻ってきた『ディミーアフェアリー』
以前ランキング上位の常連だった『ディミーアフェアリー』が使用率2位となりました。
青の打ち消し、黒の除去を活用してプレイする、ディミーアカラーらしいデッキですね。
ETB効果で呪文を打ち消せる「呪文づまりのスプライト」が強力です。
相手のターンにこのカードで相手の動きを妨害して、次の自分のターンに「深き刻の忍者」で「呪文づまりのスプライト」を回収する動きがいいですね。
こちらのデッキは高めのコモンが多く、構築にかかる費用は約10,000円と少しお高めとなっています。
「祖先の仮面」が強力な『ボーグル』
基本的にはセレズニアカラーの『ボーグル(緑白呪禁)』が使用率5位。
エンチャントを展開して「祖先の仮面」でクリーチャーを大幅強化することを目指すデッキ。
サイドボードに「鋭い痛み」を採用しているナヤカラーのデッキも多々見られます。
「楽園の拡散」など、多色化を安定させるエンチャントが入っているので、これ以外にも様々なカードを採用できるのがいいですね。
デッキ構築にかかる費用は約7,000円となっています。
このブログでもデッキリストを紹介してるので、もしよければこちらもご覧ください。
パウパー環境でも『赤単バーン』が活躍
今回ランキングで上位にランクインしていた『赤単バーン』。
今までも5位以内には入っていなかったものの、一定の結果を残しているアーキタイプですね。
僕自身、レガシーで赤単バーンを延々と回しているので、近々パウパーでも遊んでみたいなぁと思っています。
デッキの構築価格が約5,000円で、他の環境でも使われているバーンのカードが多いので、いろいろな環境でバーンを遊びたい人にはおススメのデッキです。
パウパー版『赤単バーン』のデッキリストもこのブログで紹介していますので、もしよければこちらもご覧ください。
パウパー環境で活躍する”神河 輝ける世界”のMTGカード
使えるしかわいい「神憑く相棒」
1ドロー付きクリーチャー、「神憑く相棒」がボーグルデッキで採用されています。
エンチャントなので、「祖先の仮面」とシナジーがある1枚。
英語名が「Spirited(活発な) Companion(相棒)」を「神憑く相棒」と訳したのが面白いですね。
軽量アーティファクト「実験統合機」
『親和デッキ』で採用されているのが1マナアーティファクト、「実験統合機」です。
戦場に出たときと離れたときにライブラリートップのカードをプレイできるので、アドバンテージをひろげることが出来ますね。
特に『親和デッキ』ではアーティファクトを生贄に捧げる効果を持ったクリーチャーが採用されているので、このカードの下の効果の3マナ支払うことなくこのカードを墓地に送ることが出来ます。
面白い効果のコモンが収録されている”神河 輝ける世界”、コモンを集めるならドラフトブースターがおススメです。
神河 輝ける世界の商品一覧
デッキ使用率が横ばいになって一段と面白くなってきたパウパー環境
前回1月の禁止改定後、デッキの使用率が横ばいになってきたパウパー環境。
今回の禁止改定でまた環境が変わってきそうなので、どんなデッキがイベント上位に上がってくるのか楽しみです。
特に「探検の地図」が禁止解除になってトロン系のデッキがまた復活してくるかが、非常に気になる所。
今後も調査を継続してまとめていこうと思うので、引き続きチェックしていただければ幸いです。
このブログではパウパーをはじめ様々なデッキを紹介していますので、もしよければそちらもご覧ください。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!