最近レガシー環境で猛威を振るっている、”イニシアチブ”系のデッキ。
“地下街探索”、実際に対戦してみるとかなり強いなぁという印象があります。

そんな”イニシアチブ”系のデッキ、レガシーだとマナ加速のために「古えの墳墓」や「裏切り者の都」等を使う為、デッキがかなり高額になりがち。
と、いうことでイニシアチブ系のカードが一部使えるパウパー環境ではどんなデッキがあるのか調べてたどり着いた今回の『バントイニシアチブ』のデッキレシピを紹介します。
今回のデッキでは、緑と白のクリーチャーでイニシアチブを得ることが可能。
マナコストが高いのでイニシアチブを得るまでは大変そうですが、一回イニシアチブを得るとかなり有利になりそうです。
それでは早速、デッキレシピから紹介していきます。
パウパー環境『バントイニシアチブ』のデッキレシピ
メインデッキ[60枚]
クリーチャー(24) |
4 樹上の草食獣 |
4 とぐろ巻きの巫女 |
1 黎明運びのクレリック |
3 鼓舞する監視者 |
3 古術師 |
1 石角の高官 |
2 復讐する狩人 |
3 ゴライアスのパラディン |
3 熟考漂い |
呪文(15) |
2 渦まく知識 |
1 払拭 |
3 儚い存在 |
2 定業 |
1 呪文貫き |
3 対抗呪文 |
2 今わの際 |
1 もつれ |
土地(21) |
2 アゾリウスの大法官庁 |
4 斡旋屋一家の潜伏先 |
3 森 |
4 島 |
2 平地 |
2 シミックの成長室 |
2 茨森の滝 |
2 平穏な入り江 |
サイドボード[15枚]
3 空への斉射 |
4 青霊破 |
2 幻触落とし |
2 邪悪を打ち砕く |
2 存在の破棄 |
2 嵐の乗り切り |
デッキ総額は約3,100円!Moだと約8,900円!
テーブルトップ
Wisdom Guildで今回の『バントイニシアチブ』の価格を調べた結果、デッキ構築にかかる費用は約3,100円でした!
ちなみに一番高額だったカードは「幻触落とし」で1枚320円。

再録されていないコモンということで、結構な値段になってますね。
同じくインベイジョンでの登場以来テーブルトップでの再録がない「もつれ」も200円と高額です。

「もつれ」、アンコモンなのに採用できるの…?と思っていましたが、Moではコモンで収録されているんですね。
改めて見てみると何気に結構強力な呪文じゃないです?
Mo
Moで今回のデッキを構築するには約8,900円と結構高め。
何がそんなに高いのかなーと思ったら、白のイニシアチブ要員「ゴライアスのパラディン」が1枚$10円以上してるんですね。

パウパー環境ではかなり強力な1枚だと思います。
ただ、テーブルトップで安価なカードをデータで高額で買うのに、抵抗あるのって僕だけですかね…?
組もうと思ったけど、Moはちょっと考え所な気がします。

パウパー環境『バントイニシアチブ』で気になるカード
マナ加速からイニシアチブを得る
イニシアチブを得るために『バントイニシアチブ』で採用されているクリーチャーが緑の「復讐する狩人」と白の「ゴライアスのパラディン」。


どちらもクリーチャーとしても強めですね。
ただ両方とも5マナと重めなので、マナ加速用に「樹上の草食獣」と「とぐろ巻きの巫女」が採用されています。
「樹上の草食獣」、マナ加速後にも到達で飛行クリーチャーを止めることが出来るのがいいですね。

イニシアチブを取った後に相手に飛行クリーチャーがいると相手にイニシアチブを取られる可能性があるので、そのあたりのケアになっているところがいい感じです。
「とぐろ巻きの巫女」もライブラリートップ次第ですがマナ加速要因となります。

土地を伸ばせなくてもハンドアドバンテージを得られるしクリーチャーを1体場に出しておける。
アドアドしいコモンです。
あと、メインデッキに1枚だけ採用されている「石角の高官」もイニシアチブと相性よしですね。

「儚い存在」で地下街探索を進める
ETB効果を再度誘発させることができる、「儚い存在」。
今回のデッキでは地下街探索推進要因として大活躍ですね。

クリーチャーの効果を使う様々なデッキで使える優良コモン、1枚100円以上しているのでもしどこかのストレージで安売りしてたら押さえておきたいカードです。
こうやって色々なデッキを見てると、モダホラにしろモダホラ2にしろ強力なカードが多いことを感じます…。
モダホラ2、まだ価格が上がってないうちにボックスで保管しておくのもいいかもしれませんね。
サイドで相手にイニシアチブを取られないように
サイドボードも比較的わかりやすくまとまっています。
飛行など、回避能力の高いクリーチャーを除去できるようにしておかないとイニシアチブを取られて逆にどんどん不利な状況に…。
そのあたりを相手に合わせながらサイドボーディングしていきたいところですね。
何にせ、サイドボードのカードも400円以下で購入できるものがほとんどなので、かなり安くなっているのがうれしいところです。
パウパー環境『バントイニシアチブ』でイニシアチブの強さを感じる!
『バントイニシアチブ』についてこの記事で書いたことをまとめると…
- テーブルトップでは約3,100円、Moだと約8,900円で構築可能
- イニシアチブで”地下街探索”することでゲームを有利に進めていくデッキ
- 「儚い存在」を使ったらかなり気持ちよさそう
というデッキですね。
Moでは若干高額なデッキとなっていますが、テーブルトップではかなり安価なデッキだと思います。
対面やリモート対戦でパウパーを楽しんでいる人にはおススメのデッキですね。
興味のある人はぜひ構築して遊んでみていただければ幸いです。
このブログではこのデッキ以外にも各環境を比較的安価に楽しめるデッキを紹介しているので、もしよかったらこちらもご覧ください。

それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!