この記事では2022年3月にレガシー環境のイベントでどんなデッキが使われていたのかと、僕が気になったデッキについてまとめました。
「敏捷なこそ泥、ラガバン」が禁止となったレガシー環境。
イゼットデルバーの使用率が下がるかと思ってましたが、結果を見てみると今回もイゼットデルバーの使用率がとても高かったです。
次点で神河の統率者デッキに収録されたカードで強化された8castも高い使用率となりました。
使用されていたデッキの中で注目のカードや気になるデッキについても書いたので、レガシー環境に興味のある人はぜひ最後までお付き合いください!
2022年3月、MTGのイベントで使用されたレガシーのデッキまとめ
まず2022年3月現在、最近のイベントで使用されたデッキの使用率を表にまとめました。
順位 | デッキ名 | 使用率 |
---|---|---|
1位 | イゼットデルバー | 22.4% |
2位 | 8cast | 7.2% |
3位 | 土地単 | 6.5% |
4位 | ジェスカイコントロール | 5.4% |
4位 | 白単デスタク | 5.4% |
禁止改定後も強力な『イゼットデルバー』
冒頭でも述べましたが、ラガバン禁止後も『イゼットデルバー』が変わらず高い使用率となっています。
というか、以前よりも高い使用率になってますね…。
「濁浪の執政」がいるおかげで大きいサイズのクリーチャーにも対応できるし、どんなデッキとも戦えるのが人気の理由でしょうか。
デルバー系のデッキはその時代に応じて色を変えて長く愛されているデッキなので、1度組めばかなり長く遊べそう。
ただ高額デュアルランド「Volcanic Island」が4枚採用(安くても1枚9万円ほど)されているので、新規参入勢にはなかなか構築のハードルが高いデッキとなっていますね…。
僕もいつかは組んでみたいデッキです。
レガシー環境、最近の注目のカードは?
価格が落ち着いてきた8castの強化カード「河童の砲手」
“神河 輝ける世界”発売当初に価格が高騰した「河童の砲手」が8castで活躍してます。
“即席”がついているので早いターンに場に出すことが可能かつ、除去耐性、回避性能どちらも高い。
めちゃくちゃ強くないですか…?
一時期1枚5,000円以上するカードになってましたが、現在は3,000円前後で購入できるようになりました。
このカードが収録されている統率者デッキ”準備を整えろ”も在庫が全然ありませんでしたが、プレ値で在庫が復活しています。
7,000円前後で販売されていますが、「河童の砲手」以外のカードも強力なデッキなので欲しい人は在庫あるうちがいいかもです。
8castへの回答「溶融」
強化された8castの使用率が上がったことで、アーティファクトに対応する「溶融」をよく見るようになりました。
アーティファクト土地も採用している8castに抜群の1枚ですね。
リーグで8castと対戦してみて、このくらいの対策カードがないと8castへの対応がかなり難しいなーと感じました。
ついこの間まで500円前後だと思ってたら、今1,500円くらいしてるんですね!びっくり!
今年2022年に発売予定の“ダブルマスターズ2022”で再録されないかなーと期待してしまいます…。
「耐え抜くもの、母聖樹」、1枚はもっておきたい
“神河 輝ける世界”で話題になった「耐え抜くもの、母聖樹」はレガシー環境でも活躍しています。
土地、アーティファクト、エンチャントを能力で破壊できるのが強力ですね。
強力な打消し呪文が多いレガシー環境でかなり力を発揮しています。
今後も使うカードになりそうなので、1~2枚は持っておいた方がよさそうな気がします。
レアなので自引きできるかなーと思ったのですが、意外と出ないんですよね…不思議だ…。
最近のイベントで使われたデッキなら『黒単』がレガシー参入におススメ
イベントで好成績を残しているデッキを眺めていた時に目に留まったのが、比較的安価で構築できる『黒単』。
「小悪疫」をはじめとする妨害系カードがふんだんに盛り込まれていて、黒らしさ全開のデッキとなっています。
モダン環境の黒単などとも採用カードが近いので、さまざまな環境を黒で楽しみたい人にはおススメのデッキです。
先日このブログでデッキの紹介記事を投稿したので、もしよかったらこちらもご覧ください。
“ニューカペナの街角”でレガシー環境に変化はあるのか?
「河童の砲手」などで変化があったレガシー環境、“ニューカペナの街角”のカードではどんな変化が起こるのか今から楽しみです。
カードプレビュー見た感じ、モダンアートな雰囲気が素敵なセットですよね。
これからのプレビューも楽しみにまとうと思います。
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!