この記事では、2022年3月現在で比較的安価にレガシー環境に参入できる『黒単』のデッキリストを紹介します。
20万円以上するデッキも多く参入に壁を感じる人も多いレガシー環境。
今回紹介するデッキは約83,000円とレガシー環境の中では比較的安価に構築可能なデッキとなっています。
安価なだけでなく、2022年に行われたMagic Onlineのレガシーリーグでも5勝0敗を達成しているデッキです。
レガシー環境の『黒単』はどんなデッキなのか?どんなカードが使われているのか気になる人は、ぜひ最後までお付き合いください!
レガシー環境の『黒単』の2022年版MTGデッキレシピ
メインデッキ[60枚]
クリーチャー(2) |
2 セッジムーアの魔女 |
PW(7) |
1 夢を引き裂く者、アショク |
4 ヴェールのリリアナ |
2 最後の望み、リリアナ |
呪文(26) |
3 塵へのしがみつき |
4 暗黒の儀式 |
4 致命的な一押し |
4 思考囲い |
2 煙霧の連鎖 |
1 大群への給餌 |
2 トーラックへの賛歌 |
4 小悪疫 |
2 突然の布告 |
土地(25) |
4 ロークスワイン城 |
4 ミシュラの工廠 |
11 沼 |
2 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ |
4 不毛の大地 |
サイドボード[15枚]
2 減衰球 |
2 大群への給餌 |
2 無のロッド |
1 夢を引き裂く者、アショク |
2 疫病を仕組むもの |
2 毒の濁流 |
4 虚空の力線 |
デッキ総額は約83,000円!レガシーの中では参入しやすい安価なMTGデッキ!
Wisdom Guildでシングルカードの最低価格を調べたところ、デッキに採用されているカードの合計金額は約83,000円(82,672円)でした。
ちなみに一番高額なカードはサイドボードに2枚採用されている「無のロッド」。
アーティファクトの起動型能力を起動できなくなるので、アーティファクト主体のデッキにはかなりの打撃ですね。
ウェザーライトのトップレア、「無のロッド」は現在1枚1万円前後。
ちょっと前まで3,000円以下で変えた気がしたんですが、いつのまにかこんなに高額なカードになっててびっくりです…。
レガシー環境の『黒単』で採用されたMTGカード
「セッジムーアの魔女」と「煙霧の連鎖」の無限コンボ
ストリクスヘイヴン発売当初に話題となった「セッジムーアの魔女」と「煙霧の連鎖」のコンボが採用されています。
魔技で1/1の邪魔者トークンを生成できる「セッジムーアの魔女」を場に出した状況で、
自分を対象にすれば何度でも唱えられる「噴霧の連鎖」を唱えることで、無限に邪魔者トークンを生成することが可能です。
手札破壊などで相手の手札を確認してからコンボに入ることができるのは黒の強みですね。
「暗黒の儀式」を複数枚使ってマナ加速できれば1ターン目にコンボを決めることが可能なのにもロマンを感じます。
10枚以上採用されている手札破壊
黒の得意分野、手札破壊のカードが多く採用されています。
黒単で採用されないデッキの方が少ない「思考囲い」は黒単の必須カードといってもいいのではないでしょうか?
最近のデッキは「思考囲い」以外にも「強迫」や「コジレックの審問」を採用することが多いのですが、このデッキでは「小悪疫」や「トーラックへの賛歌」が採用されています。
「小悪疫」は土地も破壊できる強力なカードで、土地の枚数が切り詰められていることが多いレガシー環境では相手のデッキを機能不全に陥らせることにもつなげられる1枚。
これらをうまく使って相手のテンポをうまく落としていきたいですね。
強力なPW「ヴェールのリリアナ」が以前より少しお求めやすくなってる
手札破壊、クリーチャー除去、強力な奥義と、黒の3マナ域でかなり強力なPW、「ヴェールのリリアナ」の値段が最近少し下がってました。
以前は1枚7,000円を超えていましたが、最近は6,500円くらいになってますね。
値下がりしても高額ではありますがモダン以下の黒いデッキではかなり重宝するカードなので持っておきたいカードです。
イベントで結果も残している、安価で強い『黒単』!
手札破壊やクリーチャー除去が満載で無限コンボまで搭載している今回の『黒単』。
どのカードも黒を遊ぶなら使うカードなので、今後モダンやレガシー環境を黒で楽しみたい人におススメのデッキ。
黒らしい動きを比較的安価に楽しめるデッキなので、こちらも興味のある人はぜひ組んでみて下さい!
このブログでは今回の『黒単』以外にもレガシー環境に格安で参入できるデッキなどを紹介しているので、もしよかったらそちらもご覧ください。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!