レガシー環境で価格的にバーンに次いで参入しやすいと感じている、『黒単』。
モダンホライゾン2登場後は「ウルザの物語」採用型のデッキレシピが多く、値段が上がっている印象がありました。

そんな中、Moのリーグで5勝0敗を達成した「ウルザの物語」非採用型の『黒単』のデッキレシピが出てきたので、ご紹介します。
デッキ構築にかかる費用は5万円以下で、使われている一番高額なカードも3,000円以下と格安。
レガシー環境参入にもよさそうなデッキではないでしょうか?
どんなデッキレシピか気になる人は、ぜひ最後までお付き合いください!
レガシー環境『黒単』のデッキレシピ
メインデッキ[60枚]
クリーチャー(17) |
4 ダウスィーの虚空歩き |
3 戦慄の朗詠者、トーラック |
4 墓地の侵入者 |
4 敵対工作員 |
2 疫病を仕組むもの |
プレインズウォーカー(5) |
3 ヴェールのリリアナ |
2 死者を目覚めさせる者、リリアナ |
呪文(12) |
4 暗黒の儀式 |
4 思考囲い |
4 トーラックへの賛歌 |
エンチャント(4) |
4 無駄省き |
土地(22) |
11 冠雪の沼 |
11 沼 |
サイドボード[15枚]
2 夜の戦慄 |
2 致命的な一押し |
1 冥府の報い |
1 金切り声の苦悶 |
3 外科的摘出 |
2 悪名の騎士 |
2 夢を引き裂く者、アショク |
2 疫病を仕組むもの |
デッキ総額は約42,000円!Moなら約20,000円で遊べる!
テーブルトップ
Wisdom Guildで今回の『黒単』の価格を調べた結果、構築にかかる費用は約42,000円でした!
ちなみに一番高額だったカードは統率者レジェンズのレア、「敵対工作員」。

最近レガシー環境での採用が結構目立ちますね。
フェッチを切るタイミングで出されるとかなりキツイカードだと思います。
「暗黒の儀式」からの「敵対工作員」というルートがあるので、1ターン目から気が抜けなくなりますね。
現状1枚2,700円程度で購入可能となっています。
次点で高額だったのが強力PW「ヴェールのリリアナ」。
どの能力も強力で腐りにくい優良PWですね。

こちらは現在約2,500円で購入可能。
以前6,000円以上していたことを考えると、だいぶお求めやすくなった感じがしますね…。
ちなみに再録されているセット、”団結のドミナリア”が結構安値でボックス購入できるようになってます。(2023年3月現在)
スタンダードでも使えるので、ボックス開封を楽しみながらカード資産を増やすのもありかもしれませんね。
Mo
レガシー環境をオンラインで楽しめるMagic Online(通称Mo)で、今回の黒単は約20,000円で構築することが可能。
結構安価に構築できるなーと思った反面、テーブルトップでは300円以下の「墓地の侵入者」が2倍くらいの値段になってたことにちょっとビックリでした。


Mo、好きな時間にプレイできるのでまとまった時間が取れないMTGプレイヤーにはかなりおススメ。
英語版のみなので最初のハードルは少し高いですが、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

レガシー環境『黒単』で気になるカード
相手からすると厄介な効果を持つクリーチャーが沢山
今回の『黒単』はメインデッキのクリーチャー採用数が17枚と従来の黒単よりも多めの構成となっています。
採用されているクリーチャー、相手からするとかなりややこしいクリーチャーが勢ぞろいしてますね。
まず墓地対策でありつつアタッカーとしても優秀な「ダウスィーの虚空歩き」。

メインデッキから墓地対策が組み込まれているので、最近アトラクサで強化されたリアニメイトなどにも1戦目から対策が取れているのがいい感じですね。
あと起動型能力も結構強力なので、使い所の多い1枚じゃないかと思います。
次にこのデッキで一番高額なカード、「敵対工作員」。
フェッチを採用しているデッキがほとんどのレガシー環境ではかなり刺さることの多い1枚ですね。

フェッチの採用枚数が多い1枚だと、「敵対工作員」だけで機能不全になる場面もしばしば見かけます。
そして狙った種族のタフネス1の人権を奪う「疫病を仕組むもの」。

エルフ以外でも、デルバーも変身前に墓地行きになったりするのでかなり強力です。
「ダウスィーの虚空歩き」・「敵対工作員」・「疫病を仕組むもの」は全て3マナ以下なので、「暗黒の儀式」を経れば1ターン目から召喚可能。
「暗黒の儀式」、改めて強力なカードだなぁと感じますね…。

「トーラックへの賛歌」、安いし強力。
黒の手札破壊呪文の中で格安かつ超強力な呪文が「トーラックへの賛歌」。
このカード1枚で相手の手札からランダムに2枚墓地に送ることが可能です。

他の手札破壊呪文で落とすのが難しい土地カードも破壊することができるのもいいですよね。
落とすカードを選べないですが、それでも強力な1枚です。
「無駄省き」が設置されていると、かなりアドアドしい動きになりますね。

現在1枚900円で購入可能なので、黒単で遊びたい人は4枚あってもよさそうな気がします。
基本セット2015で登場して以来再録がない1枚なので、高騰するとしばらく値下がりしなさそうな雰囲気を感じますね…。
土地事故の心配はほぼなし。
今回の『黒単』は「沼」11枚と「氷雪の沼」11枚のみと、かなりシンプルな構成。
土地で事故る可能性はかなり少ないデッキですね。
こういうデッキだと余計に基本土地にこだわりたくなるの、僕だけでしょうか…?
ちなみに僕は好きな土地は”アングル―ド”です。

レガシー環境を格安で楽しめる『黒単』!
レガシー環境を格安で楽しめる『黒単』。
今日の内容をまとめると、
- テーブルトップは約42,000円、Moなら約20,000円と格安でレガシー入門にもよさそう。
- MTGの黒っぽさを感じることができるデッキ
- 再録がすくない「無駄省き」、高騰する前に購入した方がいいかも
という感じですね。
興味のある人はぜひ構築して遊んでみてください。
今回の黒単以外にも比較的安価なデッキを紹介しているので、もしよければこちらのまとめもご覧ください。

それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!