先日の記事で私のyukkeromとしての活動を紹介しましたが、
「チップチューンってどんな音楽なの…?」
「どうやって作っているの…?」
ということをよく聞かれるので、記事にしました!
チップチューンって?おすすめのアーティスト3選!
まず“チップチューン”についてお話します。
自分の中で”チップチューン”を定義してくれた3人のアーティスト
チップチューンは“これがチップチューン!”というものがはっきり定義されていません。
今回は、僕が“これがチップチューンだ!”と思うものを3つ選んでみました。
【Toriena – Reloading…】
曲をゲームボーイ1台で作り上げることができるということに感動しましたし、Torienaさんの曲はエモいメロディーラインがたまらないですね!
【Fight Dragons – cRaZie$】
ポップパンクサウンドにピコピコ音が乗っていて独特の雰囲気を感じます。
ピコピコ音だけで構成されていない曲でも、チップチューンは成立することを教えてくれる一曲です。
【omodaka – fortunate 1 mark】
ピコピコ音と民謡(歌っているのは金沢明子大先生です!)が見事に融合しています。
余談ですが、私、自主企画でこのomodakaさんを地元、苫小牧にお呼びさせていただきました。
(来てくださって本当にありがとうございました。)
個性的なアーティストが多く選びきれない
とりあえず3つの動画を紹介しましたが、まだまだ紹介したいアーティストがたくさんいます。
チップチューンを作る人に今までの音楽歴を伺ってみると、バンド関係者やDTMの延長、クラブ関係者等、本当にバラバラ。
ピコピコ音を通じて、いろいろな音楽が聴けるのも大きな魅力だと感じています。
また近いうちにおススメのアーティストを選んで記事を書きますのでそちらもチェックしてくださいね!
定義があいまいな音楽
「チップチューンとは何なのか?」についてはチップチューン界で熱い議論が繰り広げられています。
先ほど紹介した通り、チップチューンって一言で言っても色々な音楽が混在します。
時に自分の価値観を強要する人が出てたりして、それが原因でチップチューンをやめてしまう人がいます。
僕と同じころにチップチューン製作を始めた人がそれがきっかけでやめてしまったことがあり、とても残念でした…。
自分も同じことをしないように、相手をリスペクトする気持ちを忘れないようにしようと思っています。
チップチューンの作り方
チップチューンの製作環境は様々です。
この記事では、超ざっくりした説明だけにとどめておきます。
実機で作る
ゲームボーイやファミコン、さらに古いハード(atari等)を使って曲をつくります。
昔のゲーム機を使って曲を作るので、当時ゲームしていたころを思い出しながら曲を作ることが可能です。(これが結構エモい。)
僕のように、
- 楽譜が読めない
- DAWもうまく扱えない
- ギターやベースは弾ける
という人はゲームボーイでLSDjを使って曲を作るのがおススメです。
これもそのうち記事を書こうと思っています。
パソコンで作る(エミュレータを利用)
「ゲームボーイとか必要機材とか全部揃えたら意外とお金かかるじゃん…。」
という人にはパソコン上で仮想のゲームボーイを動かす、エミュレーターの使用をおススメします!
とりあえず曲を作れるか確認してから機材を買うことができるので、もし“できない”という判断でも出費を抑えることができますよ!
パソコンで作る(DAWを利用)
DAWでチップチューンをつくるのであれば、Magical 8bit Plugの使用をおススメします!
作者公式使用講座はこちら
もし普段からDTMしている人であれば、ストレスなく製作を開始できるのではないかと思います。
さらに掘り下げるとトラッカーソフトとかあれこれあるとは思うのですが今回はこの辺まで。
チップチューンは作るのも聴くのも楽しい!
音楽のジャンルとしては聴く人も製作する人も少ないチップチューン。
それだけにアーティストとの距離も近く、とても魅力的なジャンルです。
- “これがチップチューンだ!”というのはひとそれぞれ!
- あなたが思った”これがチップチューン!”が正解です!
- 作り方も色々。自分にあった方法でつくりましょう!
作り方とか、気になることがあればTwitterのyukkeromアカウントまでDMください!
わかる範囲でお答えします\(^o^)/
また、僕が実際に作っているyukkeromの作品についてもチェックしてもらえればうれしいです!
それでは!