本日ご紹介するデッキレシピは、レガシー環境の『黒単POX』。
デッキ名の由来にもなっている「小悪疫」でお互いのリソースを削ったり手札破壊で相手のしたいことを妨害しまくるデッキですね。
土地を切り詰めた構成になりがちなレガシー環境では”土地1つを生け贄に捧げる”って結構強力です。
黒単色の構成ということもあり、レガシー環境では比較的安価に構築することが可能なデッキ。
根強いファンもいるようで、数は多くありませんがMagic Onlineでちょこちょこ好成績を収めてますね。
以前にも紹介していたんですが、最近のエキスパンションからもカードが採用されていたので改めて紹介します。
安価かつMTGの黒らしさを楽しめるデッキなので、黒が好きな人におススメです。
興味のある人は、ぜひ最後までお付き合いください!
レガシー環境『黒単POX』のデッキレシピ
メインデッキ[60枚]
プレインズウォーカー(8) |
4 ヴェールのリリアナ |
3 大いなる創造者、カーン |
1 不笑のソリン |
呪文(19) |
4 暗黒の儀式 |
3 無垢の血 |
4 思考囲い |
2 トーラックへの賛歌 |
2 シェオルドレッドの勅令 |
4 小悪疫 |
アーティファクト(6) |
1 両替機 |
1 虚無の呪文爆弾 |
1 改良式鋳造所 |
1 世界のるつぼ |
1 罠の橋 |
1 カーンの酒杯 |
土地(27) |
1 陰謀団のピット |
3 ロークスワイン城 |
4 ミシュラの工廠 |
8 沼 |
1 見捨てられたぬかるみ、竹沼 |
4 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ |
2 ウルザの物語 |
4 不毛の大地 |
サイドボード[15枚]
1 トーモッドの墓所 |
1 真髄の針 |
1 液鋼の塗膜 |
1 突然の布告 |
1 倦怠の宝珠 |
1 夢を引き裂く者、アショク |
1 罠の橋 |
1 敵対工作員 |
2 疫病を仕組むもの |
4 虚空の力線 |
1 マイコシンスの格子 |
デッキ総額は約77,000円!Moなら約45,000円で遊べる!
テーブルトップ
Wisdom Guildで今回の『黒単POX』の価格を調べた結果、デッキの構築にかかる費用は約77,000円でした!
ちなみに一番高額だったカードは「ウルザの物語」で1枚約4,800円。
調べるたびに値段が上がっているような気が…。
モダホラ2発売からまだ1年ちょっとですが、再録に期待がかかる1枚ですね。
価格的なところでいうと、「ヨーグモスの墳墓、アーボーグ」も徐々に値上がっている様子。
“時のらせんリマスター”での再録で一時は値下がりましたが、だんだん値戻りしてきてますね。
どちらも再録されるまではまだ値上がりそうな気配を感じるので、欲しい人は早めの方がよい気がします。
Mo
レガシー環境をオンラインで楽しめるMagic Online(通称Mo)では、『黒単POX』構築にかかる費用は約45,000円でした。
Moでも高額なのは「ウルザの物語」で、1枚約6,000円とテーブルトップよりも高額ですね。
まとまった時間が取れなかったり、ショップが遠方のレガシープレイヤーがレガシーを楽しむには最高のツールだと思うので、まだ導入していない人は導入を検討してみてはいかがでしょうか?
レガシー環境『黒単POX』で気になるカード
1枚差しの「不笑のソリン」
以前ほど姿を見かけなくなった印象のプレインズウォーカー、「不笑のソリン」が1枚採用されています。
こういう1枚差しって意外な時に活躍するんですよね…。
ドローソースにもなるしブロッカーも立てれるし、使いやすいプレインズウォーカー。
4マナと重めですが、「暗黒の儀式」が採用されているおかげで最短2ターン目に出すことができます。
また、”団結のドミナリア”での再録でだいぶお求め安くなった「ヴェールのリリアナ」も4枚採用。
黒いデッキ握るなら持っておきたいカードですね。
再録で値下がったカード、だんだん値戻ることがあるので値下がっているうちに抑えて方がいいような気がします。
あと「大いなる創造主、カーン」もいつの間にか1枚2,000円を突破してましたね。
活躍を見ていると価格に納得の1枚。
(スタンダード時に1000円以下で売ったのが悔やまれるなぁ…。)
最近のセットからの採用
今回の『黒単POX』は、「不笑のソリン」以外にも最近のセットからカードが採用されています。
まず”団結のドミナリア”から「カーンの酒杯」。
1つ目の能力でフェッチランドや「意志の力」等のピッチスペルを妨害することができるので、相手次第ではかなり動きを制限することができそう。
2つ目の全体除去も強力なので、なんやかんや使いどころ多そうな1枚ですね。
“団結のドミナリア”発売当初は1枚1,500円以上していましたが、現在は1,000円以下で購入可能になってます。
もう1枚が”ファイレクシア:完全なる統一”から「シェオルドレッドの勅令」。
プレインズウォーカーも対象に取れるようになった布告除去ですね。
3つモードがあるのでこちらも腐りにくそうな1枚。
調べてみたらアンコモンだけど200円以上しているんですね。
強力なカードの多い”ファイレクシア:完全なる統一”、ボックス購入で資産を増やすのもよい気がします。
スリックオイルフォイル土地が封入されているBundle: Compleat Editionが一番おトクな感じですね。
POX伝統の27枚の土地
「小悪疫」で土地を削るPOX系のデッキでは土地が多めに採用され、大体27枚が相場となっています。
クリーチャー化する土地、色々あるけれども採用されるのは元祖クリーチャー化土地の「ミシュラの工廠」。
マナも出せるしクリーチャーにもなる。
土地で除去札にもなる「陰謀団のピット」も1枚採用。
子供の頃遊んでいたオデッセイのカードがまた使えたりするのもレガシーの面白い所ですね。
MTGの黒を堪能できるレガシー環境『黒単POX』!
黒らしさ全開のレガシー環境『黒単POX』。
今回の記事の内容をざっくりまとめるとこんな感じ。
- テーブルトップは約77,000円、Moは約45,000円で構築可能
- MTGの黒らしさを堪能できるデッキ
- 相手を妨害しまくる快感に目覚める可能性大
興味のある人は、ぜひ遊んでみてください。
このブログでは、今回のデッキ以外にも比較的安価なデッキレシピを紹介しています。
もしよかったらこちらの記事も見ていただければ幸いです。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!