“ファイレクシア:完全なる統一”で登場したキーワード能力、”毒性”。
毒カウンターを相手に乗せる点では今までの”有毒”・”感染”と似ていますが、
- “有毒”は誘発型能力で”毒性”は常在型能力
- “感染”はダメージを毒カウンターで与えるが、”毒性”は通常ダメージ+毒性の数の毒カウンターも乗せる
ざっくりですがこのような違いがあります。
盤面をコントロールしつつ、毒カウンターを相手に10個乗せて勝利することを目指すのが今回紹介する『青黒増殖コントロール』。
コントロールデッキですが、テーブルトップでもMTGアリーナでも安価で構築できるデッキとなっているので、コントロールデッキ入門にもよさそうなデッキですね。
スタンダード、”ファイレクシア:完全なる統一”環境でどんなデッキを使おうか迷っている人、
新しいデッキでMTGアリーナを楽しみたい人、
安価でスタンダードのデッキを作りたい人の参考になれば幸いです。
では、早速デッキレシピから紹介していきます。
スタンダード環境『青黒増殖コントロール』のデッキレシピ
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デッキ
2 呪文貫き (XLN) 81
4 難破船の湿地 (MID) 267
1 危難の道 (VOW) 124
4 島 (XLN) 264
4 沼 (XLN) 268
2 ラフィーンの塔 (SNC) 254
4 切り崩し (DMU) 89
4 地底の大河 (BRO) 267
4 秘儀の代理者 (BRO) 75
3 歪められた好奇心 (ONE) 46
4 実験的占い (ONE) 49
4 ファイレクシア病の前触れ (ONE) 65
4 多汁質の頭蓋住まい (ONE) 83
4 胆液まみれ (ONE) 91
4 シェオルドレッドの勅令 (ONE) 108
4 虚空翼の混種 (ONE) 221
4 闇滑りの岸 (ONE) 250
サイドボード
2 軽蔑的な一撃 (GRN) 37
2 危難の道 (VOW) 124
1 否認 (RIX) 44
2 喉首狙い (BRO) 102
2 喉首狙い (BRO) 102
2 裏切りの棘、ヴラスカ (ONE) 115
4 強迫 (XLN) 105
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デッキ総額は約15,000円!MTGアリーナなら神話レア6枚、レア17枚!
テーブルトップ
Wisdom Guildで今回の『青黒増殖コントロール』の価格を調べた結果、デッキ構築にかかる費用は約15,000円でした!
ちなみに一番高額だったカードはサイドボードに採用された「裏切りの棘、ヴラスカ」で一枚約1,500円。
最新セット、”ファイレクア:完全なる統一”で登場したPWですね。
+になる能力がないように見えますが、0の能力で増殖できるので忠誠値カウンターを増やすことができます。
ファイレクシアマナのおかげで5マナで出せるし、能力も強力なので結構サイドインしそうな1枚ですね。
ちなみに次点で高額だったのが、3色ランドの「ラフィーンの塔」で約1,400円くらい。
サイクリング付きの3色土地、コントロールデッキではかなり使い所のある1枚ですよね。
今後も結構使うカードだと思うので、持っておいて損はないんじゃないかなーと思います。
MTGアリーナ
MTGアリーナでMTGをプレイしている人が気になるレアリティの内訳を表にまとめました。
神話レア | 6枚 |
レア | 17枚 |
アンコモン | 27枚 |
コモン | 17枚 |
コントロールデッキの中では使用されているカードのレアリティーが低めですね。
アリーナでもテーブルトップでも組みやすいので、どちらでも組んで練度を高められそう。
2色なので色事故が少なそうなのもいい感じですね。
実際採用されているカードはどんなカードなのか、数枚紹介していきましょう。
スタンダード環境『青黒増殖コントロール』で気になるカード
毒カウンターを増やすクリーチャー
今回の『青黒増殖コントロール』で採用されているクリーチャーは「多汁質の頭蓋住まい」と「虚空翼の混種」、「秘儀の代理者」の3種類。
この中で毒カウンターを相手に乗せることができるのが「多汁質の頭蓋住まい」と「虚空翼の混種」。
「多汁質の頭蓋住まい」は、接死と毒性1を持った1マナ1/1。
接死があるとブロックしにくいけど、ブロックしないと毒カウンターが乗る。
対処が難しい1枚ですね。
「虚空翼の混種」は飛行+毒性1+自分を墓地から回収能力を持った2マナ2/1クリーチャー。
このスペックでアンコモンなんだから驚きですね…。
2色土地も潤沢に採用されているこのデッキなら早めのターンに出すこともできそう。
追放されない限りクロック源にもなるし、飛行を持っているので何度も使えるブロッカーとしても優秀ですね。
上記のカードで毒カウンターを載せつつ、増殖でカウンターをどんどん増やしていきます。
増殖呪文と毒と相性のいい呪文たち
相手に毒カウンターが乗っていればカウンターを増やすことができる増殖呪文。
今回のデッキでは「胆液まみれ」、「実験的占い」が採用されています。
「胆液まみれ」は相手のクリーチャーを実質的に除去しつつ、増殖できる1枚ですね。
序盤から終盤まで、腐りにくそうな1枚です。
もう1枚の増殖付き呪文の「実験的占い」は増殖付のドロースペル。
こちらも序盤から終盤までいつでも使えるカードなので、タイミングを問わず毒カウンターを増やしに行けるカードですね。
最初の毒カウンターを乗せる手段、クリーチャーだけでなく「ファイレクシア病の前触れ」も採用されているので、クリーチャーの攻撃が通らなくても毒を乗せることが可能になっているのもいい感じです。
毒カウンターが乗ってきたら「歪められた好奇心」でドローしてさらにアドバンテージを伸ばすのも気持ちよさそう…。
前半しっかりコントロールできれば中盤以降どんどんアドバンテージを拡げられそうなのが面白そうなデッキですね。
『青黒増殖コントロール』で安価でスタンダード環境を楽しむ!
スタンダード”ファイレクシア:完全なる統一”環境の『青黒増殖コントロール』。
今回紹介した内容をまとめるとこんな感じ。
- 増殖で相手の毒カウンターをどんどん増やして勝つデッキ
- 多色だけど2色ランドも多いので扱いやすい
- テーブルトップなら約15,000円、MTGアリーナなら神話レア6枚・レア17枚と安価で構築可能
僕もアリーナで遊んでいますが、お手頃にコントロールデッキを楽しめていいデッキだなーと感じました。
安価で構築可能なので、興味のある人はぜひ遊んでみてはいかがでしょうか?
このブログではこのデッキ意外にも安価に構築できるデッキを紹介していますので、もしよかったらこちらのまとめもご覧ください。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!