今日は、MTGのフォーマット、レガシーのリアニメイトデッキで使われるリアニメイト呪文についてまとめます。
意図的にクリーチャーを墓地に落とし、墓地からクリーチャーを戦場に出すリアニメイトデッキ。
1ターン目からエメリアの盾、イオナやグリセルブランドを召喚できたときの爽快感はたまらないですよね。
今日はこれらのカードを墓地から呼び出すリアニメイト呪文(通称釣り竿)のメリット・デメリットを整理して何を、何枚採用するのがいいのかを考えていきます。
リアニメイトデッキに興味がある人は是非最後まで読んでみてくださいね!
レガシーの代表的なリアニメイト呪文
まずレガシーのリアニメイトデッキで使われるリアニメイト呪文を紹介していきます。
再活性
まずはリアニメイトデッキの語源となっている呪文、再活性です。
1997年のテンペストで初登場し、それ以降も再録されています。
ライフロスのデメリットはありますが、マナ総量に制限がない1マナのリアニメイト呪文は再活性のみ。
相手の墓地も利用できるのも何気に嬉しいポイントです。
動く死体
実はこちらが元祖リアニメイトカード、動く死体です。
こちらは1995年に初登場なので再活性より2年ほど先輩。
2マナでエンチャントされているクリーチャーはパワーが1下がるというデメリットがあります。
また、エンチャントなので破壊されるとクリーチャーも生け贄に捧げないといけないのも残念ポイント。
ですが、ライフロスなどなく、相手のクリーチャーもリアニメイトできるというメリットもあるカードです。
死体発掘
1998年に発売されたウルザズ・サーガの死体発掘も、リアニメイトデッキでよく採用されるカードです。
対戦相手も墓地からクリーチャーを場に戻すことができるので、時と場合を選ぶカードですが、2マナでデメリットなしでリアニメイトすることが可能。
それぞれの墓地しか参照できないので、相手の墓地を活用できないのが少し残念ですね。
余談ですが、コモンカードなので、パウパーでも使うことが可能なカードです。
これ以外のリアニメイトカード
これ以外にも御霊の復讐や浅すぎる墓穴等のリアニメイトカードもあります。
これらのカードはリアニメイトデッキよりもピットサイクルやグリセルシュートといったデッキで採用されていることが多いので今回の検討からは除外して考えます。
それぞれのリアニ呪文、デッキに何枚づつ入れる?
前項で紹介したリアニ呪文について、表にまとめました。
再活性 | 動く死体 | 死体発掘 | |
---|---|---|---|
マナコスト | 黒 | 黒① | 黒① |
種類 | ソーサリー | エンチャント | ソーサリー |
デメリット | ライフロス | -1/0修正 | 相手もリアニ |
相手の墓地 | 〇 | × | 〇 |
リアニメイトデッキはまずコンボを早く決めることが重要。
そのためには相手の打ち消し呪文等を警戒することも必要です。
そのためには思考囲い等のハンデスで前方確認しておきたいところ。
可能であれば、
- 沼から暗黒の儀式
- 思考囲いで相手の打ち消しを捨てさせる
- 納墓でグリセルブランドを墓地に送る
- 再活性でグリセルブランドを戦場に戻す
という動きをしたいので、再活性4枚は必須と思っています。
動く死体と死体発掘についてはどちらがいいのかわからないので僕は3枚づつリアニメイトデッキに投入。
何度もデッキを回した結果、僕はリアニ呪文を10枚入れるのがベストという結論にたどりつきました!
MTGの由緒あるコンボデッキ、リアニメイト!
リアニメイトデッキの重要パーツの釣り竿ことリアニメイト呪文。
どのリアニメイト呪文も一長一短なので、試行錯誤してベストな配分を考えていきたいですね。
現在は10枚リアニメイト呪文を入れるのが個人的にはベストだと思っていますが、これからも研究を継続していきます!