『お金の大学』読了。お金を増やしたい人はとりあえず読みましょう。

お金の大学で重要だと思った3つのポイント

以前友人から借りて読んだ、『本当の自由を手に入れるお金の大学』。

久々に読みたくなり、Amazonで購入して読んでみました。

タイトルにも書きましたが、お金を増やしたい人はとりあえず読みましょう。

自分の生活の向上っていう点で考えると、FPの勉強よりも有意義だったかもしれません…。

この記事では自分がすぐに家計で見直せそうだと思った内容などを記録しておくので、どんな内容が書いてあるのか気になる人はチラッと参考にしていただければ嬉しいです。

目次

『本当の自由を手に入れるお金の大学』はどんな本なのか?

まず『本当の自由を手に入れるお金の大学』についての基本情報は下記の通り。

著者両@リベ大学長
価格1,540円(税込)
発行日2020年6月19日
出版社朝日新聞出版

著者の両学長、Youtubeでご存じの方も多いのではないでしょうか?

『本当の自由を手に入れるお金の大学』では、生活費<資産所得という”経済的自由”に近づくため、”貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う”という5つの力を学ぶことをテーマに読みやすく構成された1冊。

図やイラストが多く、マンガの様に読み進められるので1日あれば読めてしまいます。

YouTubeだと視聴に結構時間がかかるので、本の方が集中して内容を勉強できる感じがしました。

『本当の自由を手に入れるお金の大学』、3つの学び

支出を減らすには”固定費を見直す”

お金を貯めるために大切なことが”収入を増やすこと”と”支出を減らすこと”。

『お金の大学』では支出を減らすとき、主に下記6つの固定費の見直しを最優先にすることをおススメしています。

  • 通信費(携帯やネット回線の変更)
  • 光熱費(電力会社変更)
  • 保険(車の保険、生命保険などの見直し)
  • 家、車(リセールバリューを考えた購入)
  • 税金(Nisa、ideco、ふるさと納税や医療費控除による節税)

ざっくりこんな感じですね。

車の保険、生命保険などの見直しについてもう少し詳しくメモ。

《車の保険》
 ・ネット保険等も含めて最安を探す
 ・車両保険は外す
 ・弁護士特約は付ける


車両保険、就職1年目に事故った時に付けていなくて30万円の修理費を払ったのがトラウマでずーっとつけていましたが、車両保険料+等級ダウンを改めて試算してみるとリスクに対して払ってる金額がかなり大きいんですね…。

次回保険更新の時には車両保険は外そうと思います。

生命保険に関しては基本的に掛け捨て死亡保険一択というのも今後の参考になりました。

公的保険の”限度額認定”などについても書かれていて改めて皆保険のありがたみを感じます…。

あと、物を買う時にはリセールバリューを意識するっていうことも忘れないようにしたいポイントです。

家や車などの高額商品に限らず、買った時の値段だけでなく売った時の値段を考えて商品を買う。

一時期kindleでデジタルで本を買って読書にハマっていた頃、

“話題の本を読むなら、発売してすぐに紙媒体で買って、読んだらすぐメルカリで売った方がトクだよ。”

と知り合いから言われてハッとしたあの時のことを思い出しました。

お金持ちとか稼いでる人、この辺の感覚がずば抜けてる気がします。

僕も可能な限りリセールバリューを意識して買い物をしたい所です。

“車は買うなら中古!”、”新築の家はよほどの条件じゃなければ買わない!”ズバッとしたアドバイスが多い本書ですが、その反面”浪費がダメというわけではない”ということも書いてあって、

自分の暮らしで何を優先するのか?

ということを改めて考えさせてくれる1冊だったようにも感じました。

固定費の見直しの所で一番心に残ったフレーズが、

“消費と浪費を混合しない。”

ということ。

本当に暮らしていく上で必要なものなのか?そうでないなら贅沢として自分が許せるのか?

ということを意識してお金を使っていきたいですね。

副業で収入を増やす

本書で書かれている副業(事業所得)のメリットは下記の通り。

《事業所得のメリット》
 ・経費を計上できる
 ・控除を受けられる
 ・社会保険は副業にはかからない

それぞれのメリットの詳しいところはぜひ本書を読んでみて欲しい所なんですが、社会保険、いわゆる社保の負担って本当に大きいんですよね…。

事業所得をうまく増やしていければ収入も大きく増やす事が出来そうですね。

今後、色々と考えていきたい所です。

副業を進めている本書ですが、やらない方がいい副業も乗っていて、

  • アルバイト
  • ネットワークビジネス
  • 副業としての投資
  • ノウハウが付かず未来に単価も上がらない仕事


というものがリストアップされていました。

アルバイトはありなのかなぁと思っていたんですが、事業所得が増えずに結局時間を売っているので”経済的自由”という目的からは外れてしまいます。

副業で稼ぐ力をつける、ブログを3年やってみて本当に難しいことだなぁと感じますが、今後もチャレンジしていきたいです。

あと、投資とかについても書かれてましたが、その辺は現在の投資方法が間違ってなかった様なので割愛。

僕の投資方法についてはこちらの記事をご覧ください。

投資については、

  • 不動産もいいが、新築ワンルーム投資だけはやめとけ
  • 未公開株はサギのオンパレード。再建だとトルコリラ建ての仕組債などもヤバい

ということが書いてあったので、参考にしたいと思います。

自由=幸せとは限らない

何のために自由になりたいのか?

FIREという言葉を聞くようになって数年思っていた所ですが、この本でも自由について言及されていました。

自由=幸せとは限らず、自由ゆえの孤独、不安、責任を持つことになることを説明してくれています。

たいていのビジネス書って”稼ぐこと”について書かれているだけだったりして、どのようにお金を使うのか、どう生きるのかに言及されてるものって少なくないですか?

あらためてなぜ自由になりたいのか、自分の人生はどうありたいのかを考えさせられた気がします。

実際にどんなお金の使い方が人生を豊かにするのか?本書では下記の様なものではないかとのことでした。

  • 寄付やプレゼント
  • 本当に好きなことに使う
  • 自己投資
  • 時間を買う

惰性でお金を使わず、幸せな人生になるようにお金を活用していこうと思います。

即実践できる内容が満載なので、気になる人はとりあえず読みましょう。

読んですぐ実践できる内容が沢山詰まった、『本当の自由を手に入れるお金の大学』。

お金に関する知識、マネーリテラシーを高めてくれる1冊なので、自分でお金の管理をしている人は1回目を通しておいて損が無い1冊なんじゃないかと思います。

この本自体、リセールバリューの高い1冊なので読んで満足したらメルカリで処分すれば実質500円程度の支出で読むことができそうです。

まだ読んでない人は、もしよければ読んでみて下さい。

あと、僕の読書記録が見たいという物好きな人はこちらから確認いただければ幸いです。

それでは今日はこの辺で。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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