Moリーグで遊んでいると色々なデッキにあたるんですが、最近当たって面白かったのが『マルドゥポンザ』。
“ポンザ”とは土地破壊系デッキの総称で、このデッキも多くの土地破壊カードが採用されています。
相手の土地をこれでもかと破壊しまくって最終的にフィニッシャーでライフを削りきるデッキです。
しかも採用されているフィニッシャーが、まさかの「無傷のハクトス」。
最初見たとき”なぜこのクリーチャーが?”と思ったけどモダン環境ではかなり強力ですね。
「無傷のハクトス」や気になるカードについては後からまとめておきます。
今回の『マルドゥポンザ』、土地以外は安価なカードを中心に構築されているのでデッキの総額も抑えめ。
最近のモダン環境では”ポンザ”系のデッキはあまり見ない気がするので、他の人と違うデッキを使いたい人にピッタリではないでしょうか?
それでは、デッキレシピから見ていきたいと思います。
モダン環境の『マルドゥポンザ』のデッキレシピ
メインデッキ[60枚]
クリーチャー(4) |
4 無傷のハクトス |
呪文(33) |
4 稲妻 |
4 マナの税収 |
4 虹色の終焉 |
4 浄化の野火 |
4 溶鉄の雨 |
4 石の雨 |
4 名誉回復 |
1 災厄招来 |
4 爆裂/破綻 |
土地(23) |
4 乾燥台地 |
1 血の墓所 |
3 染めのぬかるみ |
4 トロウケアの敷石 |
1 神無き祭殿 |
2 山 |
2 錆付谷の橋 |
3 聖なる鋳造所 |
1 サヴァイのトライオーム |
2 灼陽大峡谷 |
サイドボード[15枚]
2 はらわた撃ち |
2 安らかなる眠り |
2 虚空の鏡 |
2 神々の憤怒 |
2 三なる宝球 |
2 沸騰 |
2 激情 |
1 災厄招来 |
デッキ総額は約46,000円!比較的安価にモダンを楽しめる!
Wisdom Guildでシングルカードの最低価格の合計金額を調べたところ、デッキのカードの合計金額は約46,000円(45,132円)でした。
一番高額なカードがサイドボードに採用されている「激情」。
モダホラ2発売当初はそこまで当たりの枠ではなかったように感じていましたが、いつの間にか出世してましたね。
まだネットショップに在庫がある”モダホラ2”のボックス、そろそろプレ値になってきそうな気がするので欲しい人は早めの購入がよさそうな気がします。
モダン環境の『マルドゥポンザ』で気になるカード
大量に採用された土地破壊カード
冒頭でも紹介した、「石の雨」を土地破壊カードが大量に採用されています。
最近のセット”ゼンディカーの夜明け”から「浄化の野火」が採用。
キャントリップのおかげで手札のアドバンテージを失わないし、相手の特殊土地を破壊することで色事故を遊発させることができます。
また、4枚採用されている「トロウケアの敷石」を破壊すれば、「トロウケアの敷石」の効果も相まって土地を多く展開することが可能です。
純粋な土地破壊カード4枚に加えて、3マナで土地を含むパーマネントを破壊できる「名誉回復」も搭載されていて、土地以外のパーマネントにも触れるようになっていて、意外と対応力が高いデッキとなっているようですね。
回避能力の高い強力な「無傷のハクトス」
このデッキの攻め手は4枚搭載された、「無傷のハクトス」。
「稲妻」や「邪悪な熱気」などの強力な1マナ火力呪文や軽量なクリーチャーの採用が多いモダン環境では除去耐性・回避性能が高いカード。
こういうカードが急にリーグで活躍するのを見ると、MTGの奥深さを感じます…!
構築の需要があまり高くないせいか、1枚100円以下で購入も可能な1枚。
可能性を感じた人は安いうちに抑えとくといいかもです。
1枚差しの「災厄招来」がオシャレですね。
“神河 輝ける世界”から採用されている赤のカード、「災厄招来」。
赤4マナと色拘束が厳しいですが、5マナで6マナまでの呪文を唱えることが可能となります。
一度使った、「石の雨」や「栄誉挽回」をもう一度使えるのはかなり強烈。
手札の補充手段が少ないこのデッキで後半に効果を発揮しそうな1枚です。
格安でモダン環境を楽しめる『マルドゥポンザ』!
最近の構築ではあまり見かけなかった土地破壊デッキ、”ポンザ”。
「無傷のハクトス」の採用など、現在のモダン環境を研究して組まれたデッキですね。
英語ですが実際のプレイ動画がアップされていたので、気になる人はこちらも見てみてください。
格安で構築できるデッキなので気になる人は遊んでみてはいかがでしょうか?
このデッキ以外にもモダンの格安デッキを知りたい人はこちらも見てみてください。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!