2022年、最近のモダン環境のMoリーグで好成績を収めていたデッキの中で、群を抜いて安価だった『青赤ストーム』。
10万円以上するデッキが多いモダン環境で、このデッキは約27,000円で構築可能となっています。
『青赤ストームは』は、そのターン中のストーム呪文より前に唱えられた呪文分コピーを生成する”ストーム”能力を活用して大ダメージを与えたり、クリーチャー大量に展開したりするデッキです。
呪文をコピーするので、「もみ消し」などの特殊な打ち消しでなければ対応が難しいのも面白いところ。
…考えてみたら、「もみ消し」はレガシー以下でしか使えないから、モダンではかなり対応が難しそう…。
フェッチランドも不採用で土地以外のカードも安価なカード中心に構成されているので、モダンの中ではかなり安価なデッキとなっています。
デッキレシピと気になるカードをまとめたので、モダン環境のヒントが欲しい人はぜひ最後までお付き合いください!
モダン環境の『青赤ストーム』のデッキレシピ
メインデッキ[60枚]
クリーチャー(7) |
4 遵法長、バラル |
3 ゴブリンの電術師 |
呪文(35) |
4 選択 |
1 撤廃 |
4 血清の幻視 |
4 捨て身の儀式 |
1 ぶどう弾 |
4 魔力変 |
4 発熱の儀式 |
3 差し戻し |
2 願い |
2 火+氷 |
4 けちな贈り物 |
2 炎の中の過去 |
土地(18) |
1 焦熱島嶼域 |
2 島 |
1 山 |
1 天上都市、大田原 |
1 河川滑りの小道 |
3 シヴの浅瀬 |
1 冠雪の島 |
4 尖塔断の運河 |
4 蒸気孔 |
サイドボード[15枚]
3 稲妻 |
1 破壊放題 |
2 呪文貫き |
1 ぶどう弾 |
1 炎のアリア |
1 電位式リレー |
2 パズルの欠片 |
2 巣穴からの総出 |
1 嘘か真か |
1 炎の中の過去 |
MTGデッキ総額は約27,000円と安価!
Wisdom Guildで調べた結果、このデッキを構築するのにかかる費用は約27,000円。
10万円以上するデッキが多いモダン環境では、かなり安価なデッキと言えるのではないでしょうか?
ちなみに、一番高額なカードがイゼットカラーのショックランドの「蒸気孔」で約2,200円。
次点で高価なのも土地カードで「尖塔断の運河」で約2,000円。
モダン環境、土地カードさえ何とかなればかなり安価で構築できるのが歯がゆい…。
逆に、土地が揃っているカラーのデッキは結構安価に構築できるので、好きな色が固まるとどんどんモダン沼にハマりそうで怖いですね。笑
モダン環境の『青赤ストーム』で気になるカード
呪文を軽くするクリーチャー2種類を採用
ストームを稼ぐには1ターンに多くの呪文を唱える必要があります。
そこで重宝するのが呪文のコストを軽減するクリーチャーです。
今回の『青赤ストーム』では、「遵法長、バラル」と「ゴブリンの電術師」が採用されています。
2色土地が多く採用されているので、「ゴブリンの電術師」も事故なく出せそう。
「遵法長、バラル」もレアですが、200円以下で購入できる安価なレアなのが嬉しいところですね。
ストームを稼ぐ多くの呪文たち
手札を補充しながらストームを稼げるよう、「選択」などの軽量のドロースペルが数種類採用されています。
色事故を防止+1ドローとストーム系のデッキと相性のいい「魔力変」も強力ですね。
コモンですがパウパー等でも使われている為なのか、1枚300円以上する高額コモンです。
これらやマナ加速カード等を使ってどんどんストームを稼いでストーム呪文を唱えていきます。
1ターンに沢山呪文を唱える時、気持ちよさそうなデッキですよね…!
モダン環境、やはり土地は高くつく…
モダン環境でデッキを作ろうと考えて価格を調査している時に毎回思うのが、”高額土地の多さ”ですね…。
レガシー環境ほどではないにしろ、2万円以上土地カードでかかることがほとんど。
今回のデッキも2万円以上しているので、構築費用の6割以上が土地カードとなっています。
逆に言えば土地さえ揃えちゃえば結構安価に組めるデッキが多いのも事実なので、色を絞ってモダンを楽しむのもありなんじゃないでしょうか。
安価にモダン環境を楽しめる『青赤ストーム』!
3万円以下で構築できる2022年のモダン環境、『青赤ストーム』。
軽量の呪文を大量に唱えてコンボを繋げていく楽しみがたまらないデッキではないでしょうか?
比較的安価に構築できるので、これからモダン環境に参入したい人にもおススメのデッキですね。
あなたのモダンのデッキ構築のヒントになれば幸いです。
これ以外にも様々なデッキを紹介しているので、もしよかったらこちらもご覧ください。
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!