高額なデッキが多いモダン環境で安価ながら好成績を残していた、『ボロス果敢』。
“果敢”だけでなく軽量の呪文と相性のいい、”魔技”や”謀議”を持ったクリーチャーも採用されたデッキとなっています。
土地以外のカードは500円以下で買えるデッキなので、モダン参入にも良さそうなデッキですね。
この記事では『ボロス果敢』のデッキレシピと気になるカードをまとめました。
あなたの新しいデッキを組むヒントになれば幸いです。
モダン環境の『ボロス果敢』のデッキレシピ
メインデッキ[60枚]
相棒 |
1 湧き出る源、ジェガンサ |
クリーチャー(16) |
4 賢い光術師 |
4 僧院の速槍 |
4 ニヴメイガスの精霊 |
4 照光の巨匠 |
呪文(27) |
4 祖先の怒り |
4 無傷の発現 |
4 大地の裂け目 |
2 農家の勇気 |
4 溶岩の投げ矢 |
4 変異原性の成長 |
4 魔力変 |
1 自身の誇示 |
土地(17) |
3 乾燥台地 |
3 感動的な眺望所 |
2 山 |
4 聖なる鋳造所 |
3 灼陽大峡谷 |
2 樹木茂る山麓 |
サイドボード[15枚]
3 花咲く沈静 |
3 神々の思し召し |
4 破壊放題 |
4 沈黙 |
デッキ総額は約31,000円!比較的安価に組める2色デッキ!
Wisdom Guildでデッキに使われているシングルカードの最低価格の合計金額を調べたところ、デッキ構築にかかる費用は約31,000円(30,260円)でした。
冒頭にも書きましたが、土地カード以外はかなり安価なカードで構築されているデッキ。
一番高額だったのが赤緑フェッチの「樹木茂る山麓」でした。
次に高かったのが赤白のキャノピーランド、「灼陽大峡谷」で約2,500円。
どちらもモダン環境をプレイしていれば今回の『ボロス果敢』以外でも使うカードなので、持っておいて損はないカードですね。
調べてみると「灼陽大峡谷」、2年前に比べるとシングル価格が倍になってますね。
再録されるまで値下がりはあまり考えられないので、デッキを組むなら優先的に揃えちゃうことをおススメしたいです。
モダン環境の『ボロス果敢』で気になるカード
“果敢”や”魔技”を持った軽量クリーチャー
今回の『ボロス果敢』、”果敢”能力を持ったクリーチャーは「僧院の速槍」のみ。
モダンでもボロスバーンなどで活躍する優秀なアタッカーですね。
先日発売されたダブルマスターズ2022でコモン落ちとなったので、パウパーでも活躍も期待されるところ。
軽量な呪文と相性のいい1枚です。
他にも”魔技”や”謀議”を持った「賢い光術師」や「照光の巨匠」が採用されています。
それぞれスタンダードでも活躍する1枚ですね。
特に「照光の巨匠」は実際に使われてみると、
「これ、本当にアンコモンでいいのか…?」
という強さです。
2022年秋のローテーション後も使える強力な1枚なので、スタンダードをはじめ様々な環境で見る1枚になりそうですね。
モダンで使える優秀な軽量呪文を大量に採用
呪文を唱えることで強化されていくクリーチャーを多く採用しているこのデッキでは、27枚のカードが呪文で構成されています。
「魔力変」は、様々な環境で使われる超優良コモンですね。
これ以外にも様々な軽量呪文が搭載されているので、どんどん唱えてクリーチャーを強化していきます。
ストームを貯めて呪文をコピーすれば、かなりの大きさになりそう。
回避能力が無いクリーチャーばかりのこのデッキとかみ合った効果なのも、いい感じです。
あと、スタックにある自分の呪文を追放することで自身をパンプアップさせることができる、「ニヴメイガスの精霊」も強力ですね。
サイドボードが分かりやすいのもいい
遊んでいていつも悩む、”サイドボーディング”。
何を入れて、何を抜くのか。
難しさと奥深さを感じる時間となっていますね。
今回の『ボロス果敢』は相棒を除いて4種類のカードでサイドボードが構築されています。
サイドボードがここまでまとまっていると、サイドボードもだいぶ楽そう。
イベントとかで頭が疲れた時のサイドとかは本当に大変なので、こういう形でわかりやすくするのも一つの手なのかもしれないなーと思いました。
こちらもアンコモンですが1枚300円を超えてきています。
モダン環境を比較的安価に楽しめる『ボロス果敢』!
軽量な呪文と相性のいいクリーチャーのシナジーを活用した、『ボロス果敢』。
土地以外はモダン環境の中では安価だし、高額になっている土地は他のデッキでも使用頻度が高いカードなので、ここからモダン入門というのも楽しそうですね…!
今回の『ボロス果敢』以外にもモダン環境入門におススメのデッキを紹介しているので、もしよかったら見てみて下さい。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!