1997年に発売された”テンペスト”で登場以来、根強いファンも多い部族、”スリヴァー”。
2022年現在まで、様々なスリヴァーが登場しています。
この記事では現在まで25年近い歴史の中で登場したスリヴァーの中から強力なスリヴァーが厳選されたスリヴァーデッキを紹介。
以前は“意志の力”などの打消し呪文を採用したカウンタースリヴァーがレガシー環境で使われることが多かったですが、今回のデッキは”霊気の薬瓶”と土地以外、メインデッキが全てスリヴァーで構成されたデッキとなっています。
デュアルランドを使用していない関係で、他のレガシー環境のデッキに比べると比較的安価に構築できるのも嬉しいところ。
レガシー環境に興味のある人や、スリヴァーデッキで遊んでみたい人は、ぜひ最後までお付き合いください!
レガシー環境の『スリヴァー』のデッキレシピ
メインデッキ[60枚]
クリーチャー(34) |
4 風乗りスリヴァー |
4 板金スリヴァー |
4 先制スリヴァー |
2 斬雲スリヴァー |
4 水晶スリヴァー |
2 冬眠スリヴァー |
3 筋肉スリヴァー |
4 捕食スリヴァー |
4 筋力スリヴァー |
3 吸管スリヴァー |
アーティファクト(4) |
4 霊気の薬瓶 |
土地(22) |
4 魂の洞窟 |
2 カラカス |
1 イス卿の迷路 |
4 閑静な中庭 |
4 スリヴァーの巣 |
3 手付かずの領土 |
4 不毛の大地 |
サイドボード[15枚]
サイドボード(15) |
3 虚空の杯 |
1 イス卿の迷路 |
2 墓掘りの檻 |
2 無のロッド |
2 調和スリヴァー |
3 虚空の力線 |
2 精神壊しの罠 |
デッキ総額は約132,000円!レガシー環境では比較的安価なデッキ!
Wisdom Guildでカードの最低価格の合計額を調べた結果、カードの合計金額は約132,000円(131,857円)でした。
最近のトップメタのデッキは20万円以上するデッキがほとんどなので、それを考えるとだいぶ安価なデッキではないかと思います。
ちなみに一番高額なカードがウェザーライトの再録禁止カード、「無のロッド」。
2022年5月26日現在で1枚10,000円以上していますね。
3年くらい前にMTGに復帰した時、せんべいの缶の中に雑に入っていた「無のロッド」がこんなに値上がるなんて思ってもみませんでした…。
昔の自分に、
「せめてスリーブには入れておいてくれれば…。」
と思ったけど、当時は今のようにインターネットで簡単に価格を調べられない時代だったし、使い方もわかってなかったよなぁ…としみじみ。
思い出に浸ってしまいましたが、再録禁止カードはなかなか値下がりしないので、欲しいと思った時に買っておくのが吉ですね。
レガシー環境の『スリヴァー』に採用されているMTGカード
強力なスリヴァー達
メインデッキの半数以上を占めているのが、強力な部族シナジーを持つスリヴァー。
お互いをパンプアップする「筋肉スリヴァー」や「捕食スリヴァー」、「筋力スリヴァー」など、お互いをパンプアップするカードが11枚採用されているので、かなりのサイズアップが期待できます。
除去に対しても、「水晶スリヴァー」や「冬眠スリヴァー」で対応可能。
それ以外のスリヴァーも相互にシナジーを形成していけるので、クリーチャーが出るほどそれぞれが強化されていきます。
スリヴァー自体、結構安価で集めやすいのも嬉しい所ですね。
サイドボードが結構重要
今回のスリヴァーデッキはメインデッキでは打消し呪文を採用していないので、コンボデッキへの対応が難しいことがあります。
そのため、墓地対策やストーム対策カードが多数採用されていますね。
先ほど紹介した「無のロッド」については8castだけでなく、ヘルムコンボ等も止めることが出来るので、結構サイドインされることが多い印象。
やっぱり高価になるには訳がありますね…!
デュアルランドは不採用。その他の土地が強力!
デュアルランドこそ採用されていないですが、部族系のデッキで効果を発揮する「魂の洞窟」が採用されています。
“打ち消されない”プラス「水晶スリヴァー」で被覆を付けたりすれば、かなり対応が難しいですね。
それ以外にもスリヴァーであれば多色を出せる土地が多数採用されているので、多色ですが色事故が少ない印象のデッキです。
ただ、「魂の洞窟」は現在1枚9,000円近くしているので、購入にはなかなか覚悟がいりそうですね…。
レガシー環境を比較的安価に楽しめる『スリヴァー』!
トップメタのデッキに比べると、比較的安価にレガシー環境を楽しめる『スリヴァー』デッキ。
展開すればするほど、シナジーが強くなってすごい盤面になっていくのは圧巻ですね。
以前レインボーデプスでスリヴァーデッキと当たったときも、デプスコンボを決めてもダメージが通らず、負けてしまうことがあったのが印象に残っています。
レガシーのデッキを組んでみようか迷っている人、スリヴァーが好きな人はぜひ構築を検討してもらえれば幸いです。
また、このブログではこのデッキ以外にもさまざまなデッキを紹介しているので、もしよければこちらも読んでみてくださいね。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!