1999年頃のエクステンデットから存在する青単のコンボデッキ、『ハイタイド』。
デッキ名の由来にもなっている「High Tide」やフリースペルを活用してストームを稼ぎ、「思考停止」で相手のライブラリーアウトを狙うデッキです。
けっこう前ですが、”ハイタイドおばさん”の動画が話題になったことで知っている人もいるのではないでしょうか?
“ハイタイドおばさん”ことFELINE LONGMOREさん、『ハイタイド』の扱い方が最強です。
「思案」などのドロースペルの入れ替えの手さばきやカードの扱い方が非常に洗練されていて、憧れますね。
プレイングが気になる人は動画を貼っておくので、こちらを見てみてください。
今日はこの動画でも使われている、レガシー環境の『ハイタイド』を紹介します。
構築にかかる費用は17万円と高額ですが、それでもレガシー環境の中では比較的安価な部類に入るデッキだと思うので、レガシー環境のデッキを作りたい人やレガシー環境にどんなデッキがあるのか知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください!
レガシー環境の『ハイタイド』のデッキレシピ
メインデッキ[60枚]
クリーチャー(4) |
4 呪文探求者 |
呪文(34) |
1 否定の契約 |
4 渦まく知識 |
4 High Tide |
4 思案 |
4 定業 |
1 思考停止 |
2 商人の巻物 |
4 断絶 |
2 狡猾な願い |
4 意志の力 |
4 時のらせん |
アーティファクト(4) |
4 サファイアの大メダル |
土地(18) |
2 溢れかえる岸辺 |
12 島 |
1 霧深い雨林 |
1 汚染された三角州 |
2 沸騰する小湖 |
サイドボード[15枚]
3 否定の契約 |
1 狼狽の嵐 |
1 外科的摘出 |
1 思考停止 |
1 残響する真実 |
1 ハーキルの召還術 |
3 心悪しき隠遁者 |
1 任務説明 |
3 否定の力 |
デッキ総額は約171,000円!デュアランは使わないけど高価なデッキ!
Wisdom Guildでカードの価格を調べたところ、シングルカードの最低金額の合計金額は約171,000円(170,917円)でした!
30万円以上するデッキも少なくないレガシー環境では、比較的構築しやすい方のデッキではないかと思います。
単色の構築なので、デュアルランドを使っていないのが安価の理由ですね。
ちなみに一番高額なカードがレガシー環境の青で使う頻度のかなり多い、「意志の力」でした。
再録禁止でもないのに現在最低価格で13,800円と高額なカード。
このカード無しでレガシー環境で遊んでいても、気づいたら手元に4枚揃っちゃう(ポチっちゃう)んですよね…。
レガシー環境を色々なデッキで楽しみたい人は必須になる1枚。
5年前は8,000円程度で買えていたことを考えると、だとおもうので、早めに4枚揃えたほうがいいかもしれません。
レガシー環境『ハイタイド』で気になるカード
どの絵柄も綺麗な「High Tide」
フォールンエンパイアのコモン「High Tide」、フォールンエンパイアだけで3つの絵柄があります。
冒頭で紹介した絵が一番メジャーでしょうか?
これ以外の2種類も両方好みが分かれそうなイラストで、どの絵柄を使うか迷うところです。
フレイバーテキストもそれぞれ違うのも味があっていいですよね。
フォールンエンパイア以外にもプロモ版でも1枚違う絵柄が出ているので、4枚それぞれ違う柄っていうのもいいかも。
最後に紹介したプロモ版は2,000円以上することも多いですが、フォールンエンパイア版は100円程度で購入可能なので、安価にそろえることが可能です。
いつの間にか需要が上がっていた「呪文探求者」
このデッキに唯一採用されているクリーチャー、「呪文探求者」。
2マナ以下の呪文が多い『ハイタイド』とも相性のいい1枚ですね。
3,000円以下で購入できるイメージでしたが、最近じわじわ値上がりしていて1枚5,000円程度になってます。
“バトルボンド”での収録以降一度も再録されていないので、再録されるまではこの値段かもしれませんね…。
(個人的にダブマス2022で収録されないかなーとかなり期待してました…。笑)
当時を思い出す1枚、再録禁止カード「時のらせん」
ウルザブロックを代表するコンボデッキ、Momaのキーカードの1枚「時のらせん」が4枚採用されています。
“土地をアンタップ”+”手札を補充”は『ハイタイド』と相性抜群の1枚ですね。
再録禁止に指定されているので、今後もシングルカードが上がっていきそう。
こちらも欲しい人は早めに手に入れることをおすすめしたい1枚です。
古から存在するレガシー環境のコンボデッキ『ハイタイド』!
1999年頃のエクステンデッドから存在し、長い期間楽しまれているコンボデッキ『ハイタイド』。
構築にかかる費用は約17万円と結構高額ですが、レガシーの中では構築しやすい方のデッキです。
一人回しをしていても楽しいデッキだし、デッキを回すのにも練習が必要なデッキなので、長ーく楽しめそう。
興味のある人はぜひ組んで遊んでみてもらえれば嬉しいです。
このブログでは、今回の『ハイタイド』以外にも構築しやすめのデッキを中心にMTGのデッキを紹介しているので、もしよければこちらもご覧ください。
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!