【MTG】1万円レガシーに『青黒忍者』で挑戦したら最高に楽しかった件について

1万円で青黒忍者を組んでレガシー環境を楽しめるのか?

2022年5月に投稿されたこちらのnote、ご覧になった人もいるのではないでしょうか?

バーン以外のデッキはおおむね10万円超えのレガシー環境に、メインデッキ1万円以下のデッキでチャレンジするという記事で、とても面白いのでまだ読んでいない人はぜひ読んでみて欲しい記事です。

この「一万円レガシー」の記事が出た後、晴れる屋のデッキレシピにも『1万円レガシー』の名前でイベント3-0を達成しているデッキレシピが掲載されるなどしていて、

「予算1万円でも結構レガシーを楽しめるのでは…?」

という期待を僕も持つようになりました。

僕はテーブルトップで”オラクルコンボ”を使ったデッキでレガシーを楽しんでいるんですが、やはりMTGをプレイしていると出てくるのは”色々なデッキで遊んでみたい”という思い。

タッサの神託者 MTG
特殊勝利大好きマンにはたまらない1枚
パラダイム・シフト MTG
このカードで自分のライブラリーを一気に減らせる

レガシーのデッキ、カードが高額なこともあってなかなか構築にいたらないんですよね…。

ただ、1万円レガシーなら気軽にポーンとデッキを組んで楽しめるのではないか…?

そう思って僕が仕事の昼休み中に考えては夜な夜なMoで試して一定の成果を見ることができた、『青黒忍者』のデッキレシピを紹介します。

あくまでトナプレで5戦3勝2敗程度の結果なので、

“ものすごい強い!”

というデッキではないと思いますが、今回紹介する『青黒忍者』でもレガシー環境を楽しめたという報告としてご覧いただければ幸いです。

目次

本当に1万円でレガシー環境を楽しめるのかを試してみる

記事を見てやってみようと思う反面、

「本当に1万円でレガシー環境を楽しめるのか…?」

という思いも出てきました。

そこで冒頭でも紹介したオルゾフカラーのローグコントロールに近いデッキを組んで、Moのトナプレ(フリープレイ)で遊んでみることに。

歴戦のMTGプレイヤーが考えたデッキだけあって、これがやっぱり強いんですね…結構勝てる…。

プレイしてみると、1枚で相手の手札を2枚削れる黒の「トーラックへの賛歌」とオルゾフカラーの「ジェラートの評決」がかなーり強力でした。

トーラックへの賛歌 MTG
無作為で2枚カードを捨てさせられる
ライフゲインもおまけでついてくる

あと、土地でも対象に取れるアポカリプスのレア「名誉回復」が結構役に立ちましたね。

フレイバーテキストが超絶かっこいい

中学生時代使ってたレアを30代なかばにして使うのはなんだか感慨深いものがあります。

で、ローグコントロールをしこたま遊んで思ったのが、

「自分でも1万円レガシーのデッキレシピを考えてみたい…!」

ということ。

で、思い立ったが吉日。早速デッキレシピを考え始めました。

MTGデッキ作成の沼へ突入

実際にどんなデッキを組もうか考えたときに、 まっさきに思い浮かんだのが最近気になっていた”忍者”デッキでした。

復帰してレガシーを始めたての頃にリアニメイトで”青黒忍者”と対戦してズタボロに負けた時から一度は使ってみたいと思っていた忍者デッキ。

「もし1万円で組めるものなら組んでみたい…!」

ということで考えてみた結果、

  • フェッチランドの採用は多いが、「基本に帰れ」を採用しているため基本地形が多い構成
  • 土地と「意志の力」と「改良式鋳造所」以外そこまで高いカードが無い
  • アドアドしい動きが出来たときに楽しそう

ということがわかりました。

重要なカードである「基本に帰れ」はWisdom最安値で900円なので、1万円レガシーでも4枚採用できるし、フェッチランドとウィルに関しては、まぁ右手が光れば大丈夫でしょう。

基本に帰れ MTG
デュアルランドが飛び交う環境に鉄槌を下せるエンチャント

なにより「虎の影、百合子」をはじめとする忍者たちで爆アド座衛門になりたい…!

イラストもかっこいいですよね

ということで、このデッキならある程度レガシーを楽しめちゃうのでは…上手くいけば1回くらいBO3で勝てるのでは…?

と思い始め、上記のデッキレシピを参考にデッキを組んでみました。

そのデッキレシピがこちらです。

メインデッキ1万円以下のレガシー環境『青黒忍者』デッキレシピ

メインデッキ[60枚]

クリーチャー(20)
4 羽ばたき飛行機械
4 変わり身ののけ者
3 悪意の大梟
3 月回路のハッカー
3 虎の影、百合子
3 巧妙な潜入者
  
呪文(19)
4 渦まく知識
4 思案
3 目くらまし
4 対抗呪文
1 取り除き
1 突然の布告
2 強迫
  
エンチャント(3)
3 基本に帰れ
  
土地(18)
9 島
5 沼
4 寓話の小道

サイドボード[15枚]

2 強迫
1 基本に帰れ
4 トーモッドの墓所
2 疫病を仕組むもの
1 取り除き
2 真髄の針
2 コジレックの審問
1 突然の布告

Magic Online上でレガシー環境に殴り込み

「こんな適当な土地構成のデッキで通用するのか…?」

という大きな不安の中、実際にこのデッキでMagic Onlineのトナプレ(フリープレイ)に挑戦してみました。

その結果がこちら。

  1. vs ストーム 〇×〇
  2. vs 4Cコントロール 〇〇
  3. vs オラクルコンボ ××
  4. vs エスパーコントロール 〇〇
  5. vs 4Cコントロール ××

…予想以上に勝てたな…。

リーグと違ってカジュアル目とは言え、まさか1万円以下(Mo上だったら7,000円弱で組めちゃう)のデッキでこんなに勝てると思いませんでした。

右手が光って基本地形をいい形で引けたことと、「基本に帰れ」が予想以上に刺さったのが要因っぽい気がします。

ハンデスがあるおかげでコンボ系のデッキとも意外といい勝負できたのも意外でした。

ただ、「意志の力」が無い分、”手札が潤沢になってもマナが無い”ということで打ち消し呪文を唱えられず負けることが多かったので、この辺はカードパワー不足を感じましたね。

意志の力 MTG
いなくなって大切さを感じた。

あとどのゲームも自分のド素人プレミが炸裂しまくりだったので、もっとデッキを扱う練度が上がればもうちょいがんばれそうな気がします。

あとサイドに関しては改善の余地しかない気がしてるので、この辺ももうちょい詰めて考えていきたいですね。

1万円レガシー、今後も挑戦していきたい

1万円レガシー、予想以上に楽しかったな…。

実際に予算1万円でレガシーのデッキを作って遊んでみた感想をまとめると、

  • 値段関係なく、デッキが回ると気持ちいい
  • 限界はあるが、予想以上に他のデッキと張り合えた
  • 安いが故、次々デッキが欲しくなってカードを注文しそうになる

という感じでした。

仲間内でカジュアルにMTGを楽しむのにもよさそうだなーという感じもしましたね。

30年という長い年月の中で作られた広いカードプールがあるMTGのレガシー環境。

安価で強力なカードを組み合わせれば、レガシー環境を楽しむことができることを感じることができてとても楽しかったです。

この記事を書きながら、次はどんなデッキで遊ぼうかなぁと考えている辺り、1万円レガシーがMTG沼への入り口としていいものだなぁとヒシヒシを感じてます。

違うデッキが出来たらこのブログで紹介していこうと思うので、引き続きチェックしてもらえると嬉しいです。

それでは今日はこの辺で。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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