『眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話』読了。極上の睡眠へのヒントを得た。

眠れなくなるほど面白い図解睡眠の話の書評記事です

最近、スマホでの寝る前の読書が楽しい。

いや、楽しいというか布団に入ってスマホでkindleアプリを開いて少し読書すると気持ちよく眠気が襲ってきてくれるので睡眠導入として使っているといった方が正しい気がしますね。

理由はともあれ、すごく早いペースで本を読んでます。

今回読んだ本は、『眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話』。

一時期コンビニとかでも売られてた気がします。

表紙が気になってたので機会があったら読んでみたいなーと思ってたらprime readingで無料だったので読んでみました。ありがとうAmazon。

タイトルで”眠れなくなるほど面白い”とかなりハードルを上げている印象の本でしたが、タイトルの通りかなり面白かったです。

以前読んだ”スゴい早起き”は正直ハズレ感あったんですが、今回の本は専門家監修で分かりやすく勉強になる1冊でした。

今回も自分が大切だと思ったポイントを3つまとめたので、もしよかったら最後までお付き合いいただければ幸いです。

目次

『眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話』はどんな本なのか?

まず『眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話』についての基本情報は下記の通り。

著者西野精治(監修)
価格935円(税込)
発行日2021年2月26日
出版社日本文芸社

監修の西野先生はスタンフォード大学医学部精神科教授で睡眠に関する研究をしているんですね。

睡眠に関する知識を深めるパートと実際に睡眠の質を上げるための方法が書かれているパート、両方ともわかりやすく読みやすく感じました。

ページ数も少な目で図解も多いので、そんなに読書しない人でもスラーっと読めちゃいそうな本ですね。

中古だと500円以下で買えるし、冒頭でも紹介したprime readingならスマホで無料で読むことが可能。

AmazonPrime、惰性でずーっと続けてるけど結構メリットあるんですよね…。

『眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話』、3つの学び

早起きのメリットはたくさんある。

『眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話』で登場した早起きのメリットをざっくりまとめると、下記の通り。

  • ホルモンバランスが整って太りにくくなる
  • 記憶が定着しやすい
  • 免疫力が向上する
  • 睡眠が脳の老廃物を除去してくれてスッキリする

…改めて見てみると、睡眠の効果ってすごいですね…。

最近までなんとなく寝るのがもったいないと思っていたんですが、子供から風邪をもらうことが増えてきたので、免疫力工場のためにもしっかり眠ろうと思います。

“極上の睡眠”につくための具体的な方法

様々なメリットがある睡眠。

じゃあ実際どうすれば睡眠の質は上がるのか?

と気になった所で今回の『眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話』では具体的な方法を教えてくれます。

個人的にすぐ導入できそうだと思った寝る前にできることをまとめました。

  • 寝る90分前におふろ
  • 寝る1~2時間前から靴下を履いて直前に脱ぐ
  • 脳をなるべく単調な状況におく(きまった時間や場所、刺激の強くない読書など)

ちなみに単調な状況のことを”モノトナス”というそうな。

一つ勉強になりました。

あと、この本ではより良い目覚めなどについても書かれていて、僕が大事だと思った点は以下の通り。

  • ごはんはよく噛んでおいしく目覚める
  • 2段階アラーム作戦
    →1回目は小さく短いアラーム(起床予定時間の20分前)
    →2回目は普通のアラーム(起床予定時間)
    →スヌーズはなるべく避ける
  • 1杯のコーヒーでよりよく覚醒する
    →飲むタイミングは”8時ごろ”・”13時頃”。
    →18時以降はデカフェなどでカフェインを取らないようにする

就寝前と起床後、両方ともいい習慣を作手よりよい睡眠を目指していきたい所です。

最初の90分の重要性とフォビドンゾーン

今回大きな学びになったなぁと思ったことが、“睡眠は最初の90分だ大切”ということ。

理由は深い睡眠状態になりやすいノンレム睡眠の中でも、1番深いノンレム睡眠が訪れるのが最初の90分だから。

ノンレム睡眠とレム睡眠があるということはなんとなーく知っていましたが、そのノンレム睡眠の中でも深さに差があるということは知りませんでした。

あとと、普段寝る時間の2時間前から直前は”フォビドンゾーン”といって1番寝にくい時間帯だということも初めて知りましたね。

出張で早起きしなきゃいけないから早く寝たいのに寝られない現象は生理的なものだったとわかると、なんだか気持ちが楽になりました。

睡眠への理解を深め、具体的な方法もわかりやすく書いてある良著!

『眠れなくなるほど面白い 図解 睡眠の話』、睡眠について科学的な根拠に基づいて書かれていたがかなり好印象の1冊。

普段の就寝時間よりも早い時間に寝られないのがなぜなのかについて論じられていたり、睡眠に関する日ごろの”なぜ?”を解き明かしてくれる感じで面白かったです。

まだ読んでいない人はprime readingだと無料なので、読んでみてはいかがでしょうか?

サクッと読めるので久々の読書にもおススメの1冊です。

それでは今日はこの辺で。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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