『金持ち父さん 貧乏父さん』読了。人にとって一番の財産とは…

金持ち父さん貧乏父さんのポイントまとめ

お金、稼ぐだけじゃだめなんだなぁ…。

色々な所でおススメされてて以前から気になっていた『金持ち父さん 貧乏父さん』をついに読了。

帯に“お金と人生について一度は読んでおきたい本”と書いてあったんですが、偽りなしですね。

生きていく上でどうお金と付き合っていくかを考えさせてくれる1冊でした。

記憶が新鮮なうちに、重要だと思ったポイントをまとめておきます。

目次

『金持ち父さん 貧乏父さん』はどんな本なのか?

まず『金持ち父さん 貧乏父さん』についての基本情報は下記の通り。

著者ロバート キヨサキ
価格1,760円(税込)
発行日2013年11月8日
出版社筑摩書房

Amazon曰く、

『金持ち父さん 貧乏父さん』は、時代が変わっても古びない原理原則を示す「お金」の基本図書。

Amazon紹介文より

という1冊で、本の言葉を借りるとファイナンシャル・インテリジェンス(お金に関する知性)を高めるためのヒントが沢山詰め込まれています。

『金持ち父さん 貧乏父さん』、3つの学び

考え方・哲学

考え方の部分で今回読んで大事だと思ったことを箇条書きでまとめてみました。

  • 中流以下の人はお金のために働く、金持ちは自分のためにお金を働かせる
  • 情報を手に入れるために心を開くことで”啓蒙”となれる
  • 大切なのは”稼げること”よりも”持ち続けることができること”

どれも忘れないようにしたい考え方です。

お金に関する恐怖はお金があっても無くならないということが本書で書かれていますが、30代になってそれなりに昇給してみて非常に腑に落ちる所でしたね。

恐怖や様々な感情を持つのが人間として当たり前で、悪い方向に考えるのではなくいい方向に心と感情を使うという意識を持つだけで普段の暮らしが変わりそうな気がします。

無知なまま暮らしていると大きくなる恐怖や欲望によってまぼろしを追い続ける生活でなく、啓蒙な人となって人生を楽しめるように常に学びの姿勢を持っておきたい所です。

資産と負債

“金持ちは資産を持つ、中流以下の人達は負債を手に入れ資産だと思い込む。”

資産と負債に関する考え方で一番印象的だったフレーズです。

資産とはなんなのか?負債とはなんなのか?

それらをきちんと把握して負債を増やさないようにリセールバリューをとらえた買い物をすることで、純資産を増やしていくことができます。

ちなみに『金持ち父さん 貧乏父さん』で”本当の資産”とされているのは下記のとおり。

  • 債権
  • 収入を生む不動産
  • 手形・借用証書
  • 音楽・書籍などの著作権
  • その他(市場価値のあるもの、収入を生み出すもの)

“市場価値のあるもの、収入を生み出すもの”ってMTGやこのブログも含めていいんでしょうかね…?

趣味で楽しみながら資産も増えるなら一石二鳥ってやつでは…?

(ちなみにMTGに関しては手放すことが考えられないのでキチンと考えて買おうと思います…。笑)

具体的な方法

『金持ち父さん 貧乏父さん』では、何を実践すべきかの具体的なヒントも随所に書かれていました。

現時点で僕が気になったポイントを箇条書きでまとめておきます。

  • 会社を作ってビジネスを持つ
  • いまやっていることをやめる
  • 株や不動産はバーゲンセールで買う
  • リスクを避けるより、うまく乗り越える方法を学ぶ
  • 専門性を極めるなら組合に入る(長い時間をかけた機能を活かし続けるため)
  • 広く、浅い知識を増やす(新しいやり方を次々と仕入れる)
  • 疑いの気持ちと臆病風が生み出す騒音に惑わされない
  • 欲望を受け入れ、”それを買うお金はない”ではなく、”どうやったらそれを買えるようになるか”を考える
  • 支払いは自分の物を払ってから他の人の物を払って、自分に稼ぐプレッシャーをかける

こうやって箇条書きにしてみると、学びの数がすごく多い1冊だなーとしみじみ。

“なるほど勉強になるー!”がものすごく多くて自分の中で渋滞しているので、繰り返し読んで自分の中に落とし込んでいきたいですね。

具体的な方法ですが、”会社を作ってビジネスを持つ”という所は2023・2024年中には実現したいなぁとぼんやり考えております。

個人事業でもいいから企業して、

稼ぐ→税金を払う→お金を使う

の流れから

稼ぐ→お金を使う→税金を払う

という流れに持っていきたいところです。

会社で経理を経験させてもらったおかげで複式簿記はある程度理解した(つもり)なので、体制を整えていこうと思います。

あと、”いまやってることをやめる”というのも、この記事を書き終わったらやってたい所。

“今やっていることの行きつく先はどこなのか?”

“自分は何をしたくなくて、何をしたいのか?どうありたいのか?”

ということを改めて自分に問いかけ内省してみようと思います。

今回の記事のタイトル、”人にとって一番の財産とは…”と付けていましたが、人にとって一番の財産は知っていること。

学ぶ姿勢を忘れず、講座やセミナー、読書等で学びを止めないように頑張ります。

あと、人との付き合い方に関しても、以下の点は忘れないようにしたいですね。

人との付き合い方

  • できるなら自分より頭のいい人と仕事をする
  • 何か必要だと思ったら、まず人に与える
  • 友人から学ぶ
  • 周りにファイナンスインテリジェンスの高い人を集める
  • 無知を隠すために傲慢にならない

総論:じっとしていないで行動する

この本の最後に書かれている通り、とにかくじっとしていないで行動すること。

成功のための1つの道はなく、選択肢を沢山もっていることが金持ち父さんへの近道とのこと。

そして今回学んだお金との付き合い方、考え方を自分だけでなく、息子にもきちんと伝えていきたいですね。

色々な学びを得て、人生をより良くしていきたいなぁと思わせてくれる1冊でした。

冒頭にも書きましたが、“お金と人生について一度は読んでおきたい本”というフレコミに嘘偽りなし。名著でした。

僕もいつでも読み返せるように手元に置いておきます。

それでは今日はこの辺で。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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