学びを生活に活かすには?『学びを結果に変えるアウトプット大全』を読んだ。

アウトプット大全 書評 

「ビジネス書を読んでモチベーションは上がったけど、その後自分の生活に代わりが無かった…。」

という悩みを結構前から感じていたんですが、その悩みの解消のヒントになりそうな『学びを結果に変えるアウトプット大全』という本を見つけたので購入。

内容は、著者の樺沢さんの”アウトプット”についてのノウハウが詰め込まれた1冊です。

(ちなみに著者の樺沢さんはスープカレーに関するアウトプットもすごい。更新が止まっているのが残念です。)

この本についてのアウトプットとして、重要だと思った点をまとめました。

読んでいるあなたに、何かのヒントになれば幸いです。

目次

アウトプットしなければ行動は変わらない

インプットは「脳内世界」が変化するだけ。アウトプットして初めて「現実世界」を変えることができます。

『学びを結果に変えるアウトプット大全』 p18

インプットした情報や知識は”話す”・”書く”・”行動する”といったアウトプットを起こすことで、現実世界に変化を起こす事ができます。

ただインプットするだけだと、冒頭でも書いた、

「モチベは上がったけど、行動は何も変わらない」

ということにつながるんですね。

どんな方法でも、とにかくアウトプットすることが大事。

インプットとアウトプットの比率は3:7になるくらいでアウトプットに比重を置くといいそうです。

アウトプットに関する内容が図解されていてわかりやすかったですが、

「これはアウトプットと関係あるのか…?」

という内容もあった気がします。

例えば「ぼーっとすることで脳が活発になる」についての解説。

非常に面白かったですが、”アウトプット”には直接関係ないように感じたので、もう少し”アウトプット”だけに特化させて内容をスリムにしたら振り返りやすいんじゃないかなぁ…と思いました。

自分ができそうなアウトプットの具体的な方法

脳科学に基づいて、様々なアウトプットの方法が公開されていた中で、自分が”これだ!”と思ったものをまとめました。

Twitter

この本を読んですぐ、1章ごとの感想をTwitterに投稿するようにしました。

Twitterの投稿上限の140文字って結構少ないんですよね。

限られた文字数で感想を書く事の大変さを実感できます。

この本を読み終えたのが10月9日で、このブログを書いてるのが10月23日。

仕事が結構詰まってて書評ブログに手を付けられていませんでしたが、このツイートのおかげで当時思っていたことを思い出すことができました。

あとアウトプットをする時、時間を決めたり測ったりすることが重要だということも実感。

やることを変えなくても”今はこれをやる時間”と意識できる感じがするので、気が散ってすぐ違うことをしちゃう人にはおススメです。

書評ブログ

まさに今書いているこのブログがアウトプット。

Webに公開されているブログで、

「この本を読んでこれからこうする!」

というものを公開すれば、ただテキストにするより効果的です。

今後も本を読んだらこのブログで感想や重要だと思ったポイントをまとめていこうと思います。

また、本の内容を長期記憶に残すためには、2週間程度した後に内容を振り返るのが効果的とのこと。

このブログも自分で2週間程度に1回は1記事を見返そうと思います。

なるべく書いてアウトプットする

書くだけで、脳の持つポテンシャルは最大限に引き出される。

『学びを結果に変えるアウトプット大全』 p115

Twitterやブログはパソコンやスマホで完結してしまいますし、最近はGoogleドキュメントのおかげでメモすらスマホで済ませてしまうことが多くなっています。

脳科学的に、書くことは集中色を高め、積極的な情報収集を促すようです。

“書く”ということは特に創造的なことをする時に最適とのことなので、曲を作ったり、新しい事業を考えたりするときは紙を使うことを意識していこうと思います。

あと”書く”ということを楽しむためにお気に入りの文房具を揃えておくのも大切とのこと。

僕もこの本を読み終わってノートを購入しました。

この本でもおススメしていたミドリのノート、すごく書きやすいのでおススメです。

重要だと思ったアウトプットのポイント

アウトプットする時は”事実”+”感想”や”意見”

事実を書くだけでなく、自分の感想や意見を混ぜてアウトプットすると記憶に定着しやすいようです。

本を読むとき、なんとなく読んでしまうことありませんか?

自分の感想や意見をアウトプットする前提で本を読むと、その”なんとなく”が無くなる気がします。

これを意識するだけでも本からの学びが増えるように感じました。

事前に何を知りたいのかを考えてからインプットする

本を読むとき、“この本から何を学ぶか”を意識することで良質なインプットを得ることができます。

『アウトプット大全』によると、一つの本から3つの学びがあれば上々とのこと。

“面白そうだな”と思って買う本、読み進めていくうちに読むモチベーションが下がっちゃうときがあるんですよね。

目的意識を持って読むことで、学びのモチベーションを保つことができるように感じました。

ポジティブにアウトプットする

成功したければ、ポジティブな言葉で自分の周りを満たそう。

『学びを結果に変えるアウトプット大全』 p43

同じアウトプットをするにしても、肯定的にアウトプットすることで記憶に残りやすくなるそうです。

様々な理由があるようですが、まとめるとアウトプットに限らず、様々な場面でポジティブな言葉を使うことは成功につながっている。

ネガティブな言葉を使わないように心がけて日々過ごしていこうと思いました。

『学びを結果に変えるアウトプット大全』の総括

「忘れないうちに定期的にポジティブに自分の感想や意見を含めてアウトプットする。」

この本はその重要性と方法が、分かりやすくまとめられていた一冊でした。

この本を読んでみて”ノート術”というものを知ったので、今度は”ノート術”に関する本を一冊読んでみようと思います。

(今までのノートは見るに堪えない殴り書きだったので、そろそろちゃんとしたい。)

あと前回紹介した”スマホ脳”でも書かれていたのですが、最近の脳科学系の本は大体運動と睡眠を勧めてます。

ライフハックに関する本を読むより、まず“毎日少しでも運動すること”と”最低7時間の睡眠”を実践することがよりよい毎日を過ごすことに繋がりそう。

もし今この記事を寝る前に読んでいる人は、ここでスマホを置いて今日はおやすみしてみてはいかがでしょうか?

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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