今日は2021年9月現在、MTGのパウパー環境でどんなデッキが使われているのかまとめました。
2021年9月8日付に禁止改定が行われたパウパー環境。
モダンホライゾン2で登場した「騒鳴の嵐」と「滞留者の相棒」が禁止カードとなりました。
「騒鳴の嵐」が禁止になったことで「騒鳴の嵐」をキーカードとしていた、『リスストーム』デッキが姿を消すことに。
また、「滞留者の相棒」の禁止で、使用率の上がっていた親和デッキも弱体化することになりました。
- 禁止改定後のパウパーではどんなデッキが使われているのか?
- 新しくデッキを組むのに参考にしたい
- MTGのデッキを格安で作りたい
という人にぜひ最後までお付き合いください!
禁止改定後パウパー環境のデッキ使用率
まず2021年9月21日現在、MTG GOLD FISHさんを参考にデッキの使用率を表にまとめました。
順位 | デッキ名 | MTG Gold Fishのメタ% |
---|---|---|
1位 | 青黒デルバー | 12.7% |
2位 | 青赤クロックパーミッション | 9.1% |
3位 | 青赤親和 | 6.2% |
4位 | エルフ | 5.4% |
4位 | 白緑エンチャントレス | 5.4% |
4位 | 赤緑ミッドレンジ | 5.4% |
禁止の影響を受けなかった『青黒フェアリー』
禁止改定前に使用率が高かったデッキの中で唯一禁止カードが出なかった『青黒フェアリー』が使用率1位となりました。
「呪文詰まりのスプライト」をはじめとするクロック源や豊富な打消し・除去呪文が採用されています。
他のデッキへの対応力が高いので、どんなデッキとも対応に戦えるデッキではないでしょうか?
禁止カードが出ても強い『青赤親和』
「滞留者の相棒」が禁止となってしまった親和デッキ、使用率は6%台に下がりましたが、順位的には3位となっています。
青赤が多かったですが、中にはグリクシスカラーで構成されていたデッキもありました。
アーティファクト土地が禁止改定をまぬがれたので、禁止改定後も強力なデッキだと思います。
急上昇してきた『青赤クロックパーミッション』
ランク外から使用率2位に順位が上がったのが『青赤クロックパーミッション』でした。
『青黒フェアリー』の除去が、赤の火力に置き換わっているデッキですね。
こちらも他のデッキへの対応力が高いデッキです。
注目しているMTGのパウパーデッキ
青黒フェアリー以外は横並びの使用率となっているパウパー環境。
個人的には、格安で組めそうな緑単デッキが気になってます。
マジックオンラインのイベントでも5勝0敗を達成しているデッキです。
3,000円以下で構築できそうなお手頃デッキなので、近いうちにデッキリストを紹介しようと思います。
パウパー環境で注目のカード
打消し内蔵クリーチャー「呪文づまりのスプライト」
『青黒フェアリー』、『青赤クロックパーミッション』のどちらでも採用される、パウパーのクロックパーミッションデッキには欠かせない「呪文づまりのスプライト」。
「深き刻の忍者」の効果で戻して、効果を再利用できたりするのもいいですよね。
パウパーで青をプレイしたい人は、4枚揃えておいて欲しいカードです。
強化されてよみがえる「嵐縛りの霊」
不死能力を持った「嵐縛りの霊」が入っているデッキリストが多くなったような気がします。
デルバーを止めることができるし、甦って出てくる3/3、飛行はパウパーでは止めることが難しいサイズ。
今後もメタゲーム次第でよく見るカードになりそうですね。
よく見かける「払拭」
パーミッションデッキが多くなった影響なのか、「払拭」の採用率が上がっていました。
インスタント呪文の採用率が高い最近のパウパー環境で、かなり使われているカードですね。
サイドでの採用率が高かったカードですが、メインで数枚採用されているリストも見受けられました。
引き続きMTGのパウパー環境を調査していきます!
禁止改定によって、使用されているデッキが大きく変わったパウパー環境。
青黒フェアリー以外の使用率がかなり横並びで、面白い環境になってますね。
「イニストラード:真夜中の狩り」でも強力なコモンが多数収録されていたので、どう影響してくるのかも楽しみです。
このブログではパウパーのデッキを始め、様々なデッキを紹介しているので、もしよろしければそちらもご覧ください。
最後までごらんいただき、ありがとうございました!