この記事では、Pauper環境で構築可能な『白黒ペスト』のデッキリストを紹介します。
『白黒ペスト』は名前の由来になっている、「黒死病」を用いて盤面を制圧するデッキ。
初版からウルザブロック辺りまでやっていた人、一度は目にしたカードではないでしょうか?


Magic onlineでの使用率を見ていると、上位に上がってくることは少ないですが、いつ見ても一定数好成績をあげているデッキなので、根強いファンがいるようですね。
パウパーを始めてみたい人、懐かしのカードを使いたい人の参考になれば幸いです。
ぜひ最後までお付き合いください。
Pauper環境の『白黒ペスト』のデッキリスト
メインデッキ[60枚]
クリーチャー(4) |
4 ギルドパクトの守護者 |
呪文(21) |
3 見栄え損ない |
2 強迫 |
4 喪心 |
2 酷評 |
4 チェイナーの布告 |
1 悪魔の布告 |
4 夜の囁き |
1 エヴィンカーの正義 |
アーティファクト(8) |
4 眷者の装飾品 |
4 清純のタリスマン |
エンチャント(4) |
4 黒死病 |
土地(23) |
3 ボジューカの沼 |
1 カビーラの交差路 |
4 オルゾフの聖堂 |
1 平地 |
2 光輝の泉 |
4 磨かれたやせ地 |
2 シルバークイルの学舎 |
6 沼 |
サイドボード[15枚]
2 抜去 |
2 強迫 |
2 虚無の呪文爆弾 |
2 酷評 |
2 赤の防御円 |
1 悪魔の布告 |
2 破壊的一撃 |
1 塵は塵に |
1 エヴィンカーの正義 |
デッキ総額は約5,300円!Moなら5,000円弱で構築可能!
Wisdom Guildでシングルカードの最低価格を調べた結果、このデッキのシングルカードの合計金額は総額約5,300円(5,222円)でした!
パウパーでは平均的な値段のデッキですね。
一番高額なカードがサイドボードのアーティファクト対策カード「塵は塵に」で1枚630円。

デッキのカードの大半がアーティファクトの『親和』等への効果はバツグンですね。
「塵は塵に」は『白黒ペスト』以外でもパウパーの白いデッキには採用されるカードなので、パウパーで長く遊ぶ人は持っておいて損はないカードだと思います。
また、Magic onlineで構築する場合も、かかる費用は約5,000円程度でした。
パウパー環境の『白黒ペスト』に採用されているカード
「黒死病」と「 ギルドパクトの守護者 」
このデッキの中核となっているのが「黒死病」と「ギルドパクトの守護者」です。


「ギルドパクトの守護者」は「黒死病」によるダメージを受けないので、「黒死病」で他のカードを除去して盤面を制圧します。
また、単色に対するプロテクションがあるので、火力や除去で対応することが難しいのもいいところですね。
ちなみに「ギルドパクトの守護者」はディセンジョンで登場して以来再録がなく、コモンですが200円以上する高額コモンとなっています。
大量に搭載された手札・クリーチャー破壊のカード
上記のコンボを成立させるために、「強迫」や「チェイナーの布告」といった手札・クリーチャー破壊のカードが大量に採用されています。


キーカードがどちらも4マナと結構重めなので、打ち消されないようにケアしながらプレイすることが求められるので、「強迫」などの手札破壊はとても大切ですね。
また、上記の通り序盤でライフを削られ過ぎると「黒死病」を使えなくなってしまうので、クリーチャー除去も大量に採用されています。
強力なドローソース「夜の囁き」
黒の特徴である”ライフロスをしてリソースを得る”という特徴を表したカード「夜の囁き」も強力な1枚です。

同じ効果で対象を自分以外選べる「血の署名」もあるんですが、こちらは黒のダブルシンボルということで「夜の囁き」が採用されることが多いようですね。

「血の署名」は終盤に相手のライフを詰める火力としての役割も取れるので、こちらを採用するのもいいかもしれません。
あと「夜の囁き」は再録が少なくコモンですが200円以上していますが、「血の署名」は20円で購入可能なので、予算が限られている人にもこちらのカードをおススメします。
懐かしのカードを使って楽しめる『白黒ペスト』!
初版からウルザブロックまで何とも再録されていた「黒死病」。
僕もウルザブロックで遊んでいた時に使っていた記憶があって、すごく懐かしい気持ちになりました。
「黒死病」以外にも1枚差しですが「エヴィンカーの正義」等も採用されているのもいいですよね。

レガシーなどでは使えない懐かしいカードが使えるのもパウパーの良さだよなぁ…とこの記事を書きつつしみじみ思いました。
今回紹介したリストではないですが、トモハッピーさんのYouTubeチャンネルで『白黒ペスト』をプレイしている動画が公開されていたのでこちらもぜひご覧ください。
このブログではこのデッキ以外にもお手頃価格のデッキを中心にデッキリストを紹介しています。
もしお時間があればそちらもチェックしてもらえれば嬉しいです。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
