【MTG】ミドルスクールというマジックの楽しみ方とデッキについて調べてみた!

ミドルスクールのすすめ MTG

今日はマジックの非公式フォーマット、ミドルスクールについて調べた結果をまとめました。

1993年の発売から現在まで28年の歴史を誇るカードゲーム、MTG。

EDHやオールドスクール等、非公式でも様々な遊び方があります。

今日はそんな非公式フォーマットの中でも1995年~2003年頃にMTGをプレイしていた人にはたまらないフォーマット、ミドルスクールについてまとめてみました!

この記事は、

  • 旧枠のカードを使ってMTGを楽しみたい
  • マナバーンという用語に聞き覚えがある
  • ミドルスクールというフォーマットに興味がある

という人におススメの記事となっています!

目次

ミドルスクールってどんなフォーマット?

まずミドルスクールについて、こちらのサイトから簡単にまとめてみました!

  • 1995年~2003年に発売されたカードが使用可能(金枠カードも使用可能!)
  • 現代ルールと違う点がある
  • 禁止カードも独自に定められている

1995年~2003年に発売されたカードが使用可能

ミドルスクールでは1995年~2003年の間に発売されたカードが使用可能です。

凶悪なカードが多数収録されていたウルザ・ブロックや昔プレイしていた人には懐かしいカードが使えるのは嬉しいですよね。

当時の極悪クリーチャー。

また、ミドルスクールは非公式フォーマットということもあり、金枠の使用もOK。

厳かなモノリスなど、超高額で手が出にくいカードも少し手に入りやすい値段になります。

現代ルールと違う点がある

ミドルスクールはミドルスクールのカードが販売されていた時代のルールに近づけるため、現代ルールと若干ルールが異なっています。

  • マナバーンが存在する
  • 戦闘ダメージがスタックに乗る
  • 『願い』でゲーム外の領域からカードを選ぶことができる

ルールは今後も改訂される可能性があるので、マリガンの方式なども変わってくるかもしれないですね。

禁止カードも独自に定められている

数々の凶悪コンボデッキ等が存在した時代のカードを使うということで、独自の禁止カードが定められています。

  • Amulet of Quoz
  • 天秤
  • 渦まく知識
  • 青銅のタブレット
  • チャネル
  • 暗黒の儀式
  • Demonic Consultation
  • 閃光
  • ゴブリン徴募兵
  • 伝国の玉璽
  • 宝石の鳥
  • ライオンの瞳のダイアモンド
  • 魔力の墓所
  • 魔力の櫃
  • 記憶の壺
  • 精神の願望
  • 精神錯乱
  • 再誕
  • 露天鉱床
  • 嵐のイフリート
  • Timmerian Fiends
  • トレイリアのアカデミー
  • 吸血の教示者
  • 意外な授かり物
  • ヨーグモスの取り引き
  • ヨーグモスの意志

レガシーの禁止カードに似ていますが暗黒の儀式やLEDが禁止されていて、大幅なマナ加速ができなくなっているおかげでゲームバランスが保たれていますね。

暗黒の儀式 MTG
やっぱり1マナ→3マナジャンプは強すぎる。

競技志向ではなく、カジュアルに楽しむためのフォーマットとして、とてもいいバランスです。

ミドルスクールで感じるMTGの魅力は?

ほどよいゲームバランス

限定的なカードプールと独自の禁止カードが設定されていることで、ほどよいゲームバランスとなっています。

牧歌的な雰囲気でゲームが進行するのはパウパーと似たものを感じますね。

カジュアルで楽しむのに非常にいいゲームバランスだと思います。

変わることのないカードプール

1995年から2003年までと定められている為、新しいカードが発表されてもカードプールが変わることがありません。

この為、一つのデッキを作れば他のフォーマットよりも長く遊べる可能性が高いですね。

自分の思い入れのあるカードをずっとプレイできるのは嬉しいポイントです。

当時遊んでいた人にはたまらない旧枠の懐かしさ

ミドルスクールはなんといってもお互いが旧枠のカードで当時を振り返りながらプレイできることが、何よりの魅力だと思います。

旧枠時代は枠だけでなく、イラストも独特の雰囲気。

服従の兜 MTG
なぜ小学生時代の僕はMTGをやろうと思ったのか…

それぞれ色々な思い出がMTGにはあるのではないでしょうか?

当時を振り返りながらプレイするMTG、いつもと違った楽しみが感じられるかもしれません。

どんなデッキがあるの?

ミドルスクールで組むことができるデッキをいくつか紹介します。

BENZO(ベンツォ)

ベンツォはアメリカのプレイヤー、Rob Doughertyがデザインしたデッキ。

2001年頃のリアニメイトデッキで『納墓』や『再活性』から重量級デッキを場に出すデッキです。

納墓 MTG
レガシーでも一時禁止となっていた
リアニメイト MTG
リアニメイトデッキの由来

ちなみにデッキ名の由来はデッキのキーカード3枚の頭文字、

『Buried Alive、Entomb、Zombie Infestation』

から来ているようです。

カウンタースリヴァー

根強いファンが多いカウンタースリヴァーもミドルスクールで健在です。

霊気の薬瓶は無いですがレガシーのカウンタースリヴァーのリストと似たようなデッキリストになります。

懐かしの筋肉スリヴァー

ターボステイシス

1996年の世界選手権で活躍したターボステイシスもミドルスクールでは構築可能。

『停滞』というカードを中心にプレイするロックデッキです。

MTG史上でも上位に入るロックカード。

これら以外にも往年の様々なデッキが使用可能

3つのデッキを紹介しましたが、これ以外にもさまざまなデッキで遊ぶことができます。

自分のお気に入りのカード、当時のお小遣いではつくることができなかったデッキ等、思い思いのデッキで遊ぶことができるのもいいですよね。

古き良きMTGを楽しみたい人におススメしたいミドルスクール!

様々な魅力があるMTGの非公式フォーマット、ミドルスクール。

昔の自分が憧れたデッキを作って遊んでみたくなってきていませんか?

是非みなさんもミドルスクールの扉を開けて、古き良きMTGを楽しみましょう!

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