【MTG】2022年、価格が高騰していたカードは何だったのか?

2022年、MTGではどんなカードが高騰していたのか?

気づいたらもう12月も半分を過ぎて後半戦となった2022年。

MTGは今年も色々なカードが高騰していましたね。

時を超えた英雄、ミンスクとブー MTG
投げ売りされてたバルダーズゲートのカードも値上がりました。

今日は2022年に価格が高騰していたカードを紹介します。

使わないカードが高くなっていたら、それを軍資金に欲しかったカードを買うのもアリですよね。

どんなカードが値上がるのかの特徴も勉強して、なるべく安く欲しいカードを手に入れれるように、勉強していこうと思います。

気になる順に5枚のカードを紹介していきますので、もしよろしければ最後までお付き合いください!

目次

EDH以外でも需要が出てきた「万物の姿、オルヴァール」

カルドハイムの神話レア、「万物の姿、オルヴァール」が10月中旬に高騰していました。

以前は100円で買えていましたが、最近は1,500円とかなり高騰しましたね。

多相持ちの4マナクリーチャー

自分がインスタントやソーサリーを唱えるたび、その対象が自分のパーマネントだった時にそのコピーを作成できます。

以前からEDHで使うと面白いカードでしたが、最近はモダン環境のサイドボードでよく見るカードとなりました。

というのも、モダンで流行っている「不屈の独創力」を使って「残虐の執政官」を出すデッキへの対応策となっているようです。

残虐の執政官 MTG
モダンだけでなくレガシーでも活躍する1枚

「残虐の執政官」の効果で「万物の姿、オルヴァール」を捨てると自分の場にも「残虐の執政官」を場に出せるんですね。

モダンで「空を放浪するもの、ヨーリオン」が禁止されたあたりから需要が伸びたようです。

禁止改定後は需要のあるカードが伸びる…覚えておきたいポイントでした。

モダン環境の強力コンボパーツ「不屈の独創力」

前段でふれた赤の神話レア「不屈の独創力」も8月ごろに大きく値上がりしていましたね。

以前は700円前後で購入できていましたが、2022年12月現在は1枚2,500円程度とかなり値上がりました。

夏以降モダンでよく見かけるアーキタイプだったなぁ

デッキに入っているアーティファクトかクリーチャーが1種類だけならそれを場に出せるインチキカード。

このカードから「残虐の執政官」が出てくるんですね。

残虐の執政官 MTG
ライフ回復も付いているのがかなり強い。

自分、ボロスバーンでMoリーグに潜ったりするんですが、このカードが出るとライフは回復されるはリソースは削られるわでひどいことになります。

かなり強力なコンボデッキなので、活躍も納得のデッキです。

最近はパイオニアでもこのコンボを採用したイゼットカラーのデッキがMoリーグ5-0を達成していたり、パイオニアでも活躍が期待されそう。

需要が高いのでしばらくはこの値段で落ち着きそうですね。

パウパーで使えるアンコモン!「Thermokarst」

テーブルトップとしてはアンコモンでしか収録されていない、アイスエイジの「Thermokarst」もパウパー需要増で高騰しました。

Thermokarst MTG
緑の土地破壊カード

6月ごろまで100円以下で買えるショップもチラホラあったんですが、最近では1枚490円とまぁまぁ高額な1枚となっています。

アイスエイジでの登場以降一度も再録がないということと、パウパー環境でグルールポンザ(赤緑の土地破壊デッキ)が活躍したのが高騰の原因の様子。

ちなみに、Mo内の限定パックでコモンとして収録されたため、実物のカードではアンコモンだけですがパウパー環境でも使用可能なデッキとなっています。

「抵抗の精神」

100円以下で購入できたインベイジョンのレアカード「抵抗の精神」も1枚800円以上とかなり高騰していますね。

こちらのカードも先ほどの「Thermokarst」同様、インベイジョンでの登場以降一度も再録されていないカードです。

すべての色のパーマネントをコントロールしていたらダメージを0にできる。

5色の統率者と相性のいいカードですね。

最近のセットだと”団結のドミナリア”から「統べるもの、ジョダー」辺りが強力。

伝説専用続唱が強い

枚数も少ないので、再録されるまでは値段が下がらなそうですね。

欲しい人は早めに確保しておいた方がよさそうな気がします。

レガシーの需要増で高騰! – 「白羽山の冒険者」

最近レガシー環境で猛威を振るっている”イニシアチブ”。

“イニシアチブ”を得られるキーカードが「白羽山の冒険者」と「練達の地下探検家」です。

「白羽山の冒険者」、発売当初は100円以下のカードでしたが、現在1枚1,700円以上していますね。

疑似警戒も持っている

対戦してみるとわかりますが、イニシアチブを得ることで出来る地下街探索は、”フォーゴトンレルム探訪”のダンジョン探索とは比べ物にならないほど強力。

状況に併せて地下街の能力を選べるのもかなり優秀です。

同じくイニシアチブを得られる「練達の地下探検家」も同じように1枚2,000円近くしていることからもイニシアチブの需要増が伺えますね。

プロテクション(クリーチャー)がまた強力

これらのカードが収録されている”バルターズゲートの戦い”、かなり安価にボックスを購入できるので意外と剥き得かもしれません…!

優先して作りたいデッキが何かを考えることが大切!

今回はモダン・レガシー・パウパー・EDH付近のカードが高騰していた様子。

改めて見てみると、とにかく”今どのデッキで一番遊びたいか?”を決めて欲しいカードを早めに買うことが大切だなぁと感じました。

レガシー以下のデッキに関しては特に値段の下がりにくい”再録禁止”はとにかく早めに購入が吉ですね。

シングル購入の時には気をつけて行きたいポイントです。

それでは今日はこの辺で。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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