ゲームボーイを復活させてライブで使うまでの記録(状態確認編)

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この記事は、押入れから発掘されたゲームボーイを復活させてライブで使うまでの記録である。

先日行ったイタリアのライブが新聞で報道されたおかげで、

“どうやらあいつはゲームボーイでライブをしているらしい”

ことが周りに広まりました。

そのおかげか、先日職場の方から押入れの奥に眠っていたゲームボーイいただけることに。

せっかくなので、修理してライブで使うまでの経過を記録しておこうと思います。

目次

ゲームボーイの現状確認

まずはいただいたゲームボーイの状態確認から。

いただいたゲームボーイがこちら。

黒ブロス、DMGである。

黒なので通称ブラッキーとします。

せっかくなのでボディーは黒を活かしてカスタムしていきたいですね。

押入れの中から出てきてそのまんまの状態で持ってきてくれたとのことで、当時の汚れがそのまま残っています。

当時遊び倒したのが使用感からわかりますね。

バッテリーカバーを外してみると…、

液漏れしています。

電池を取って液漏れ部分を拭いたら電源オンになるでしょうか…?

とりあえず手袋を履いて電池を取って…、

まさかの乾電池にゲームボーイ本体のバネが付着。

液漏れ、恐るべし。

ということで、電源パーツを交換しないことには動作確認も厳しそうです。

ブラッキー(黒ゲームボーイ)のリペアとカスタムの方向性

リペア

リペアに関しては、

  1. 全体の清掃
  2. 劣化したゴム製品の交換
  3. 電源周りのパーツ交換
  4. スクリーン交換

といったところでしょうか。

全体の清掃はホコリやゴミを除去してボディーを綺麗に。

その後プラスチックパーツの中とスタート・セレクトボタンに使われているゴム製品の交換ですね。

併せて今回取れてしまった電源周りの金属パーツを交換して、傷だらけになったスクリーンも交換します。

スクリーンは、プラスチック製のものを使用する予定です。

ゲームボーイのカスタムを始めた当初はガラス製のスクリーンを使っていたんですが、剛性の部分からプラスチック製が優れていることがわかりました。

ガラス製のスクリーン、運搬している時に割れることがあるんですよね…。

8年間使っていて1回だけでしたが、画面が割れているとライブで結構使いにくい。

結果、外に持ち出すなら当初から使われているようなプラスチック製の方が良いという結論に達しています。

耐久性を考えて作られているゲームボーイ、視認性よりも長く遊べることを意識されている辺りも流石任天堂ですね。

カスタム

ブラッキーはライブで使用する予定なので、カスタムはこんな感じの予定です。

  1. プロサウンド化(ボリューム回路のスルー)
  2. 画面のLCD液晶バックライト化
  3. ボタンをLEDライトで発光させる

ライブで使う上でプロサウンド化は必須。

音の出方がまるで変わります。

ベースブーストモディファイも気になるんですが、何かを足すことはなんとなくゲームボーイの良さを削ってしまっているように感じるので、今回も見送り。

自分がカスタムから離れているうちに、DMGのLCD液晶化キットが販売されていたので、今回チャレンジしてみようと思います。

めっちゃ綺麗で見やすそう。

併せてボタンも光らせたい。ライブ仕様だし。

次回「復活するのかブラッキー?」。乞うご期待。

大体方向性もまとまってきたので、早速リペアから始めていこうと思います。

次回の記事でまず起動するところまで頑張ろう。

入っていたテトリスで無事に遊べるのか?

次回の更新をお楽しみに。

それでは今日はこの辺で。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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