ここ数日、肛門まわりのコンディションがどうにもよろしくない。
具体的に「こうだ」と言えるわけではないのだが、何かが違う。
8/24あたりからずっと、微妙な違和感が居座っている。
座っても立っても、存在感だけは主張してくる感じ。困る。
追い打ちをかけるように、今週木曜は健康診断で検便。
できれば今日、この瞬間にでもスッと治ってほしい。
もしも検便で出血なんて出たら、次はあの“大腸カメラ”の可能性が浮上する。
私はいまだ人生で一度も大腸カメラを経験していない。
できればこの先も一生、縁がないままでいきたい派である。
もちろん、痛みが強いわけでもないし、生活に支障が出るほどではない。
だからこそ判断が難しい。
「様子見」と言って放置すべきか、「いや、ここで手を打つべきか」。
そんな逡巡をしつつ、今日はおとなしく体を労わるモードに切り替えた。
刺激物は避け、水分は多め、長時間の座りっぱなしもNG。
できる範囲の備えだけはしておく。
それにしても、身体の機嫌というのは本当に気まぐれだ。
昨日まで何ともなかった部位が、ある朝ふいに不満を申し立ててくる。
こちらに非があるのか、ただの気まぐれなのか、原因が特定できないのもまたモヤモヤの種である。
とはいえ、ここで悲観しても始まらない。
今日だけは静かに、穏やかに過ごす。
検便前夜の受験生よろしく、不要な冒険は控える。
願わくば、明日の私が「なんだ、杞憂だった」と笑える展開であってほしい。
人生には避けたいものがいくつかある。
私はその中に大腸カメラを入れているのだ。
医学的には大切な検査だと重々承知しているが、正直な気持ちは、できれば回避。
だからこそ、頼むから治ってくれ、今日。
どうか、いつもの平穏を返してくれ、今日。
そんな祈りを込めつつ、そわそわする下半身と冷静な上半身の間で、粛々と日を過ごすことにする。
明日、この文章を読み返して「大騒ぎするほどじゃなかったな」と肩の力を抜けている自分を、心から望む。
