いつも”お手頃な価格で組めるデッキ”を中心にデッキレシピを紹介している、このブログ。
今日はちょっと発想を転換して、デッキの価格が平均してリーズナブルなパウパー環境の高級なデッキを紹介してみようと思います。
歴代の強力なコモンカードが使用可能なフォーマット、”パウパー”。
パウパー環境で最近好成績を上げていて強力なデッキが『サイクリング』でした。
デッキ名の通り、サイクリング能力を持ったカードと、サイクリングと相性のいいカードで構築されたデッキ。
最近だと”イコリア 巨獣の住処”環境のスタンダードでも活躍していました。
周り始めると止まらなくなる、それが病みつきになるデッキですね。
パウパーではどんなデッキリストになっているのか?早速見ていきたいと思います。
パウパー環境の『サイクリング』のデッキレシピ
メインデッキ[60枚]
クリーチャー(25) |
1 血の執行司祭 |
4 ドラニスの癒し手 |
4 ドラニスの刺突者 |
3 意思切る者 |
1 貯蔵スカーブ |
4 遺棄地の恐怖 |
4 通りの悪霊 |
4 威圧するヴァンタサウルス |
呪文(19) |
4 暗黒の儀式 |
4 忌むべき者の歌 |
4 陰謀団の儀式 |
2 ディハーダの策謀 |
4 墓の刈り取り |
1 神秘の指導 |
アーティファクト(4) |
4 水蓮の花びら |
土地(12) |
4 灰のやせ地 |
4 やせた原野 |
1 島 |
3 沼 |
サイドボード[15枚]
1 山 |
1 森 |
3 暗黒 |
2 強迫 |
3 紅蓮破 |
2 嵐の乗り切り |
1 骨までの齧りつき |
2 殺し |
MTGデッキ総額は約16,000円!
Wisdom Guildでシングルカードの価格を調べたところ、今回の『サイクリング』構築にかかる費用は約16,000円でした。
1万円以下で構築できるデッキが多い(5,000円以下で構築できるデッキも結構ある)MTGのパウパー環境では、高額デッキと呼んでもいいのかなと思います。
ちなみに一番高額なカードがレガシー等でも使われる名コモン、「水蓮の花びら」。
パウパーやレガシー環境のコンボデッキのお供として活躍する1枚ですね。
パウパーを始めとする下環境で早いコンボデッキが好きな人は、4枚揃えておくのをおススメします。
ただ「水蓮の花びら」は再録禁止ではないので、古いカードですが値段が上下する可能性があるカードということもお忘れなく。
もし再録されるとして、レアリティーはどうなるんでしょうね?
活躍を考えるとコモンから一気にレアへの昇進も考えられる、強力な1枚です。
パウパー環境の『サイクリング』で気になるカード
「ドラニスの刺突者」と1マナサイクリング付き呪文
パウパー環境の『サイクリング』デッキでキーカードとなるのが、冒頭にも紹介した「ドラニスの刺突者」ですね。
1体出てれば20回、2体出れば10回サイクリングすれば20点ダメージを与えられます。
このデッキに採用されているカードのサイクリングコストは1以下なので、かなり早く相手のライフを削り切れるのではないでしょうか?
あと未来予知のこのイラスト、かっこいいですよね…最高…。
大量に採用されたマナ加速呪文、切り詰められた土地
サイクリングに必要なマナを確保するため、黒のマナ加速カードが多数採用されています。
MTG初期から愛されてきた黒のマナ加速、「暗黒の儀式」や…
サイクリングの関係上、墓地にクリーチャーがたまりやすい『サイクリング』と相性の良い「忌むべき者の歌」などが採用されています。
これらが採用されている関係で、土地は12枚とかなり切り詰められた構成。
慣れるまでマリガンや回し方が独特そうなので、しっかり練習して使っていきたい所ですね。
パウパー需要の高額コモンを惜しげもなく採用
最近のパウパー需要のある高額コモンがサイドボードにチラホラ採用されています。
特にレジェンドで登場した「暗黒」や…
最近値段がどんどん上がってきている「紅蓮破」や「殺し」などをしっかり採用。
これらを採用することで他のデッキへの対応力がかなり上がってる印象を受けます。
高額ですが環境ではかなり使えるカードなので、使う頻度を考えると購入しても満足度高そうなカード達ですよね。
パウパー環境で遊ぶなら持っておきたいカードです。
パウパー環境の高額デッキ『サイクリング』!
パウパー環境の高額デッキ『サイクリング』。
約16,000円と高額ですが、回り始めると止まらない楽しさは味わったら辞められなくなりそうですね。
ただ止まらない分スムーズに回さないと相手の表情がどんどん曇ってくる可能性があるので、正確に・早く回す練習は怠らないようにしたいデッキです。笑
興味のある人はぜひ遊んでみてもらえれば嬉しいです。
このブログではこのデッキ以外にも様々なデッキのデッキリストを紹介しているので、もしよかったらこちらもご覧ください。
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!