モダン環境で10万円以下で構築できるデッキ、どんなデッキがあるんだろう?
そう思って改めて色々なデッキレシピを見ていた所、モダン環境でちょこちょこ好成績を残している『青黒切削』のデッキレシピを発見。
相手のライフを0にするのではなく、相手のライブラリーを墓地に落としてライブラリーアウトを狙うデッキですね。
自分のライフが削り切られる前に相手のライブラリーを削り切れるのか?
他のデッキとは違ったスリルと楽しさがありますよね…!
多色構成だから高いのかなーと思ってたら、ボロスバーンあたりと同じくらいの価格で構築可能でした。
今日はMoで5-0を達成していたリストを紹介します。
モダン環境への参入を考えている人や、新しいデッキを考えるヒントが欲しい人の参考になれば幸いです。
それでは、さっそくデッキレシピから紹介していきます。
モダン環境『青黒切削』のデッキレシピ
メインデッキ[60枚]
クリーチャー(8) |
4 面晶体のカニ |
4 遺跡ガニ |
呪文(28) |
4 致命的な一押し |
3 外科的摘出 |
3 彼方の映像 |
4 湖での水難 |
1 墓所への乱入 |
4 正気破砕 |
3 ターシャズ・ヒディアス・ラフター |
1 悪意の熟達 |
4 書庫の罠 |
1 残忍な切断 |
アーティファクト(2) |
2 催眠の宝珠 |
土地(22) |
2 闇滑りの岸 |
4 廃墟の地 |
4 島 |
1 海の中心、御心 |
1 雲の宮殿、朧宮 |
4 汚染された三角州 |
2 殻船着の島 |
2 沼 |
2 湿った墓 |
サイドボード[15枚]
2 根絶 |
2 魂標ランタン |
2 呪文貫き |
1 残響する真実 |
1 取り除き |
2 才能の試験 |
2 夢を引き裂く者、アショク |
1 墓所への乱入 |
1 罠の橋 |
1 滅び |
デッキ総額は約46,000円!Moなら約15,000円で遊べる!
テーブルトップ
Wisdom Guildで今回の『青黒切削』のカードの価格を調べた結果、デッキ構築にかかる費用は約46,000円でした!
ちなみに一番高額だったカードは「雲の宮殿、朧宮」で1枚8,000円程度で取引されています。
後述するライブラリーアウトガニ達の効果を継続的に使うことができる1枚ですね。
再録されれば多少値段が下がりそうな気がしますが、果たしていつ再録になるのか…。
次点で高額だったのが青黒のフェッチランド「汚染された三角州」で1枚4,000円程度で取引されています。
こちらは様々なデッキで採用されているカードなので、モダン以下のフォーマットで遊ぶなら揃えておいて損はなさそう。
Mo
モダン環境をオンラインで楽しめるMagic Online(通称Mo)では、15,000円程度で構築可能となっています。
テーブルトップよりかなり安価に楽しめそうですね。
24時間世界中のプレイヤーとMTGを楽しめるMo、忙しくてなかなかまとまった時間が取れないプレイヤーにおススメです。
興味のある人、もしよろしければこちらの記事もお読みください。
モダン環境の『青黒切削』で気になるカード
大活躍のカニさん
『青黒切削』でほとんどのデッキが4枚づつ採用しているのが、「面晶体のカニ」と「遺跡ガニ」のカニコンビ。
どちらも継続的に相手のライブラリーを削れる、ライブラリーアウト系のデッキでは必須といっても過言ではないカード。
フェッチ等で1ターンに2回土地を戦場に出す事も多いので、結構な枚数ライブラリーを削ってくれます。
このカニコンビ、出す側だとかなり気持ちいいんですが、出される側だと面倒なクリーチャーという印象。
早い段階で落としておかないと、あれよあれよという間にライブラリーが削られちゃうんですよね…怖い…。
相手のライブラリーを削る呪文
カニさんで継続的にライブラリーを削りつつ、呪文でも相手のライブラリーをどんどん削っていきます。
フェッチランドの採用の多いモダン環境では、「書庫の罠」は0マナで唱えられるチャンスが結構ありますよね。
比較的新しいセットの”フォーゴトン・レルム探訪”からは、「ターシャズ・ヒディアス・ラフター」が採用されています。
低マナコストカードの採用が多いモダン環境ではかなりの枚数を削ることが出来そう。
「ターシャズ・ヒディアス・ラフター」、切削ではなく追放なので墓地を活用するデッキに対しても強いカードとなっていますね。
これらのカードで墓地の枚数を増やして、相手の墓地枚数が多い状況で強いカードを使っていきます。
相手の墓地枚数が増えてくるほど強くなる
こちらも比較的最近のセット、”エルドレインの王権”から「湖での水難」が採用されています。
“エルドレインの王権”、いつ発売だったっけ…?と思って調べてみたら2019年だったんですね。
2019年からもう3年経っていた事実に時の流れの速さを感じます…。
「湖での水難」以外だと、「彼方の映像」も強力な1枚ですね。
このデッキでは相手の墓地が20枚以上になるのはかなり早い段階なので、実質パワー9の「Ancestral Recall」となります。すごい。
相手のクリーチャーや呪文への干渉手段もあり、ドローソースも搭載しているモダン環境の『青黒切削』、めっちゃ面白そうですね。
一風変わったデッキが好きな人におススメモダン環境『青黒切削』!
相手のライフではなくライブラリーアウトを狙う、『青黒切削』。
相手がライフを詰めている間に延々とライブラリーを削るのって、独特の楽しさがありますよね。
他の環境でライブラリーアウトを楽しんでいた人、モダン環境でも楽しんでみてはいかがでしょうか?
構築費用もモダン環境の中では比較的安めなので、モダン入門にもありなのではないかと思います。
このデッキ以外にも、様々なデッキレシピを紹介しているので、もしよければこちらの記事もご覧ください。
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!