FF14のヌシ釣り称号「taikoubou」を、ようやく取得した。
やったー、の一言で片付けたいところだけど、道中はわりと地味で長い。
10月中旬から、スキマ時間にログインしては釣り、また釣り。
メインクエは横目でスルー、レイドは冷蔵庫行き。
起動→天候確認→移動→糸を垂らす→無言で待つ、を淡々と反復。
静かなのに集中を持っていかれるタイプで、終盤は
「今日は条件が合う? 合わない? じゃあ潔く撤退」
の判断だけで日々が進んだ。
加えて仕事や出張が重なって、進捗は常に牛歩。
それでも止めないで続けたら、今日ぽんと条件が噛み合って、「taikoubou」の文字が画面に出た。
演出は派手じゃないけれど、手応えははっきり。
天候待ちや時間縛り、餌の準備に移動、全部が一本の糸につながった感じがある。
体感では、いままで触ったコンテンツの中で一番時間を食った。
派手な攻略より、段取りと根気で前へ進むタイプの遊びだった。
とはいえ、ここは通過点。
未釣りのヌシはまだ多いし、取りこぼしている称号も残っている。
FF14はいつもどおりメニュー盛りだくさんで、全部に全力はかけられない。
次の目標は、天候縛りが厳しいあの一尾か、時間帯が取りやすいあの一尾か。
どちらにせよ、のめり込みすぎないラインは維持したい。
条件が合えば糸を垂らし、合わなければ合わないで閉じる。
海は逃げないし、釣り場も消えない。
そんなテンポで、引き続きやっていく。
FF14、ほんとコンテンツ多すぎで最高。


