激務ウィークに突入した。
今日の自分主催のイベントが皮切りで、ここから土曜までの七連勤がスタートする。
平日のうち三日は残業が確定していて、同時並行で外部監査の準備も進めなきゃいけない。
ありがたいことに、毎年のように忙しさを更新している気がする。
嬉しい半面、タスクの波に飲まれない工夫を、去年よりも一段深くやらないと追いつかない。
プライベートでもやることが増えて、正直、タスクのさばきが追いつかない瞬間がある。
こういう時は、全部を完璧にやろうとするほど瓦解するのを、私は身に沁みて知っているのだ。
なるべくメールは考えすぎずちゃちゃっと返す、会議は入口で目的と出口を握る、資料はまず骨組みだけを作ってから肉付けする。
小さな決め方を最初に握っておくと、忙しさに引きずられても軸がぶれにくい。
一番の肝は体調だ。
ここで崩したら全部がこぼれる。
だから“無理せず休めるときに休む”を合言葉にしたい。
寝不足を借金にしないために、帰宅後はなるべく早く横になる。
食事は軽くてもタンパク質だけは外さない。
カフェインは昼過ぎで打ち止め、湯船に浸かる。
移動中のスマホは通知を切り、取れる日にはしっかりお昼寝。
たった数分でも、気持ちのノイズは確実に減る。
七連勤の終わりには、必ず自分に小さなご褒美を用意しておこうと思う。
先にゴールの灯りを点けておくと、足取りは少し軽くなる。
忙しさは、誰かに求められている証でもあるだろう。
その誇りを胸に、同時に自分の身体を最優先にしながら、今週を乗り切りたい。
