今日は待ちに待ったボーナス日。
労働者に許された数少ない贅沢な響きである。
まずは現実を見るために、さっさと車のローン分を専用口座に振り込む。
浮かれる前に生活のリアルを思い知る瞬間だ。
そして、残ったお金は海外ETFの購入に企てた。
まるで給料日にスーパーで買う牛乳や卵のように、淡々と、何の感情も込めずにポチる。
投資に感情を入れるとロクなことにならない。
これは投資では大切である。
おかげで上半期は臨時収入にも恵まれ、予定よりもたっぷりとETFを仕込むことができた。
ありがたや、ありがたや。
ところが最近の株価は去年や一昨年に比べてやや冴えない。
市場がしょんぼりモードだと「もっと安くなったら買おうかな?」とか余計なことを考えがちだが、こういうときこそ動揺せず粛々と買い続けることが肝心である。
考えすぎると迷いが生まれる。
資産運用はむしろ「あまり深く考えない」ことが秘訣かもしれない。
機械のようにETFを買い続け、ひたすら淡々と未来の資産を積み上げていく。
とはいえ、さすがに淡々とばかりでは味気ない。
少しだけ手元に現金を残したので、これを「新しい経験」に突っ込んでみたい。
まだ見ぬ世界への投資、いったい何をしようか。
バンジージャンプか、はたまた料理教室か、ひょっとしたら陶芸でも始めるか。
自分が知らない自分を見つけにいくのは、ETFとはまた違ったワクワクがある。
ただ時間もない。若いうちに経験しろの”若い”世代ではなくなってきたのかもしれない。
時間を作って、なんとか経験に時間を使いたい所である。
さあ、投資はETFにお任せ。
私の頭脳は、未知の楽しさを探すことに使おうと思う。
何か面白そうな「経験投資」のネタをお持ちの方は、ぜひ教えていただきたい。