子持ちダイエッターの葛藤。

ダイエットは順調に進行している……はずである。

6月末に結果を発表しようと、日々カロリーとPFCのバランスを取りながら過ごしているのだが、どうにも避けがたい“罠”が存在する。

それは子どもが残すフライドポテトである。

今日も回転寿司にて、ダイエットの鬼のような顔で茶碗蒸しとサーモンを口に運んでいたところ、「もういらない」と差し出される黄金色の誘惑。

罪悪感に駆られつつ、目の前に差し出されたそれを、私はつい受け取ってしまった。

残せばいいのだろう。わかっている。

だが

「食べ物を粗末にしてはいけません」

という呪いのような倫理観と、

「こんなに残してもったいない」

という節約精神が脳内でタッグを組み、私は箸を伸ばしてしまうのだ。

フライドポテト、それはカロリーと脂質の猛獣である。

栄養的に言えば、食べなくて済むならそれに越したことはない。

しかし、これがなかなかにツラい。

子どもとの外食は、こちらの決意を何度も試してくる。

とはいえ、ポテト以外の部分では調整を続けている。

食事管理も筋トレも継続中であり、体重と体脂肪率も徐々に減少傾向にある。

このまま行けば、6月末には「やればできる」報告ができそうだ。

それまでは、小さな誘惑にも打ち勝つ心を忘れず、ダイエット戦線を突き進んでいきたい。

なお、フライドポテトを断る言い訳を現在AIに相談中である。

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