脳みその渋滞解消作戦。

最近、妙なことが起きている。

人の名前が出てこない。

物の名前が思い出せない。

そして何より恐ろしいのは、「今日は何をする予定だったっけ?」という謎の時間が増えていることだ。

脳みその引き出しが、うまく開かないのである。

「あれ、この人の名前なんだっけ…」

「あの映画の名前なんだっけ…」

「午後からの予定なんだっけ…」

こんな会話を自分の中でしている時間が増えた。

まるで記憶が迷子になっているかのようである。

情報渋滞。

ある日、ふと気づいた。

これは「情報渋滞」なのではないか?

そう、脳みそが情報の渋滞に巻き込まれているのだ。

毎日大量の情報が入ってくるのに、それを整理する時間がない。

インプットばかりで、アウトプットが追いついていないのである。

なるほど。脳みそハイウェイで渋滞が起きているわけか

渋滞解消作戦決行。

渋滞を解消するには、道路に入る車の数を減らせばいい。

つまり、脳に入れる情報を減らすことだ。

そこで考えた作戦は次の通りである。

  1. 情報を入れすぎない – これを意識的に行う。必要な情報だけを取り入れる。
  2. SNSは極力見ない – 次から次へと流れてくる情報の洪水から脳を守る。
  3. ウェブブラウザもあまり開かない – 特に広告がたくさん出てくるサイトは要注意。知らず知らずのうちに脳が情報処理に追われている。
  4. 無理に話に参加しない – 興味のない話題に無理に入ると、余計な情報処理が必要になる。

情報とのほどよい距離感

大切なのは、情報とのほどよい距離感なのだろう。

すべての情報を取り入れようとすると、脳みそはパンクする。

必要な情報だけを選んで入れる。それが「脳みその渋滞解消」につながるのである。

中学生の頃の教室を思い出してほしい。

みんながいっせいに話し始めると、何を言っているのか分からなくなる。

脳みそも同じだ。

一度にたくさんの声を聞かされると、何が何だか分からなくなってしまうのである。

今後、きっと頭の中がすっきりして、大切な記憶がスムーズに出てくるようになるはず。

脳をいたわりながら、日常を過ごしていこうと思う。

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