先日から、PCゲーム「エスカレーター」なるものをプレイしてみている。
きっかけは我が家の子どもがYouTubeで”ひまわりチャンネル”がプレイしている動画を見て、「やってみたい!」と食いついてきたことだった。
親としては子どもの興味を伸ばしてやりたい。
決して自分が気になったわけではない、決して。
というわけで、さっそくSteamでポチッとな。
異変を見つけるだけ。単純だからこそハマる。
このゲーム、一言で説明すると「とにかく異変を見つけるゲーム」である。
単純明快だ。
最初に提示されるフィールドと比較して、違いを見つけ出すというシンプルな内容。
しかし、その”違い”がとんでもなく見つけにくい。
「あれ?これ、まったく同じじゃないか?」
と目を凝らすこと数分。
ようやく気づく微妙な違い。
その瞬間の「あっ!」という感覚が心地よい。
そして次のステージへ進むと、またしても同じように見える画面が出てくる。
しかし今度は前回とはまた違う異変を見つけなければならない。
7回連続成功でクリア、そう簡単ではない
このゲーム、7回連続で異変を見つけるか異変がないかを見分けることでクリアとなる。
聞くと簡単そうだが、これがなかなかの難関だ。
間違ってなさそうと思っても、実は異変があって一からやり直し。
根気強さと観察力が試される。
Steam上の評価は正直なところ低めだった。
しかし、子どもと一緒にプレイしたことで、単独でプレイするよりも何倍も楽しめた。
子どもが「あれ見て!あそこ違うよ!」と指さすたびに、親子の絆が深まる気がした(大げさだが)。
ネタバレ見たい欲との戦い
この手のジャンルのゲームはネタバレを見てしまうと全ての謎がわかってしまい、一気に面白さが失われる。
だから今でもネタバレは見ていない。
しかし、まだ見つけられていない異変があるようだが、全然見つけられないのだ。
本日は「ネタバレ攻略サイト、見るか見ないか」という内なる葛藤と戦っている。
「今見つけられない異変があるということは、次にプレイするときにも楽しめるということだ」
と自分に言い聞かせながら、ネタバレサイトを開く誘惑と闘っている。
運良くクリアできたが…
運良く7回連続で異変を見つけてクリアできたが、正直なところかなり難しかった。
最後の方は子どもと二人で
「どこだ…どこだ…」
と画面に顔を近づけつつ格闘。
発見した時の喜びはひとしおだった。
420円の価値
このゲーム、わずか420円という安価で手に入る。
プレイ時間は長くはないが、子どもとの時間を考えると非常にコスパがいい買い物だったと思う。
「異変を見つける」
という単純な行為が、こんなにも楽しいとは思わなかった。
今後、これ系のゲームの王道と言われる「八番出口」もいずれプレイしてみたいと思っている。「
エスカレーター」で味をしめた親子は、さらなる観察力ゲームへの野望を膨らませている。
異変を見つける喜び、答えがわかった時の達成感。
そんな単純なゲームの楽しさを再確認させてくれた「エスカレーター」。
あなたも一度、異変の世界へ足を踏み入れてみてはいかがだろうか。
