むかわ出張とユカたんと私。


先日、むかわに講義へ行ってきた。

講義なんていうと、いかにも立派なことをしているように聞こえるが、今までの介護職としての入浴の経験を話してきただけである。

普段ならむかわの”とうせんぼう”という定食屋でご飯を食べるところだが、この日は緊張のせいでお腹が全然空いていなかった。

それでも何か食べておかねば…と思い、道の駅「むかわ四季の館」へ。

目的はトイレだったのだが、ついでに売店を覗いてみると、そこに“ユカたん”なるものが並んでいた。

“ユカたん”

聞いたことがあるような、ないような…。

ユカたん、どうやら隠れた北海道土産らしい。

しかも生産工場は苫小牧。ぜんぜん知らなかった。

北海道に生まれ育ち、35年も生きてきたのに、全く知らなかったとは…。

道民歴もまだまだ浅いということか。

実は最近ニュースでこの“ユカたん”の存在を知ったのだが、なんと今年3月末の出荷で終売になるとのこと。

「これは買わねばならぬ!」

という使命感に駆られ、即購入。

見た目はシンプルな蒸しパンだが、

中にはカスタードクリームが入っていて、めちゃくちゃ優しい味だった。

緊張でガチガチになっていた心を、ふわっとほぐしてくれる感じ。

ユカたんでささやかな栄養補給をしたおかげで、なんとか講義も無事に終えることができた。

(正確には、ユカたんを食べたところで講義の出来が変わるわけはないのだが、気持ちの問題である。)

ユカたん、色々な味があったので、終売までにできるだけ試しておきたい。

今後、ドライブの時は、ユカたん補充ミッションが必須になりそうだ。

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