インターネットで無数に溢れている、筋トレに関する情報。
筋トレに関する研究自体、歴史が長いものではないので本当にエビデンスがあるのか?
そしてウェブの記事に書かれているエビデンスは新しいものなのか?
信用に足るものが少なかったので、本を購入して読んでみることにしました。
今回購入して読了したのは「科学的に正しい筋トレ 最強の教科書」という本。
理学療法士でトレーナーである、庵野拓将さんの本ですね。
世界各国の大学の研究から、エビデンスの強いものを紹介してくれている1冊です。
論文の内容も簡単に紹介してくれているので、筋トレ全般に関する知識について勉強ができる1冊でした。
学んで今後に活かせることをまとめておきます。
- トレーニング初心者が行う低強度トレーニングなら1~2分の休憩時間が適切
- 筋肥大目的ならフルレンシ、筋損傷に注意
- 週3回のトレーニングが現実的に理想。
- 筋力を高めるなら高強度のトレーニングが有効。
- 睡眠の質を高める3つの方法
①トレーニング前日の午後2時以降はカフェインを控える
②入眠3時間前からタバコを控える
③アルコールは控える - 有酸素運動10分~20分がウォームアップに望ましい
→適切な心拍数(208-0.7×年齢)の60% - 筋トレ後、24時間、3時間おきにプロテインをとる。
→適切なタンパク質量=体重1kgあたり1.62gのプロテイン - 筋トレの高エビデンスサプリ=プロテイン、クレアチン、EAA
- 筋トレのパフォーマンスを高めるサプリ=ベータアラニン、カフェイン、クレアチン、水
- 現在バイアスがあるので、筋トレには内的動機づけが大切
かなり学びが多かったですね。
特にウォームアップの有酸素とプロテインの量は毎日気を付けたいポイント。
あと、次回iherbで注文する時にEAAとベータアラニンを注文しようと思います。
「科学的に正しい筋トレ 最強の教科書」の中で書かれていますが、
あくまで現在時点で科学的に正しいというものなので、今後の研究でまた変わってくる可能性もあるそう。
今後も継続的に身体作りについて勉強して、効率的に身体を作っていきたいですね。
全体的に学びの多い一冊だったんですが、週3日のメニューの例とかがあればもっと嬉しかったなぁ。
“どんな風に毎日のメニューを組み立てるか?”についても、もしいい本が見つかったら読んで勉強しようと思います。
とにかく、根拠をしっかりと持って今やっている筋トレが間違っていないという自信を持つのにいい本でした。
気になる方はぜひご一読ください。
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