いろんな方法でお金を掠め取ろうとする人は至る所にいるので、注意しましょう。
先日yukkeromアカウントに、謎の外人アカウントからメッセージが来ました。
メッセージは、
「ライターをやっていて、あなたを記事にしたいので出身地や音楽をはじめた年を教えて欲しい。」
という内容。
とりあえずこのページのプロフィールリンクを送ると、すぐに次のメッセージがきました。
「僕は○○(すごいフォロワーのいるサイト)というサイトのライターで、今新進気鋭のアーティストの特集を組もうと思っています。あなたはレーベルに所属していますか?」
特に所属がないことを伝えると、記事を作りたいという内容のメッセージが来た。
メッセージが来るまでの間にそのアカウントのプロフィールに載っている調べてみると、サイトはヒップホップに関する大手ニュースページ。
yukkeromをヒップホップの大手ニュースサイトの記事に…?
こみあげる不信感。
なぜかって僕のやっている音楽はこれ。
…どう転んでもヒップホップの大手サイトとは無縁の存在です。
怪しさマックスだったので、
「僕が何かを払う必要がありますか?」
と確認。
すると、
「記事のスペースに$100がかかります。でも閲覧数を考えたら大切な出費だと思うし、あなたはきっと成功します。」
というメッセージが。
…間違いない、詐欺だ。
ということで、ここでメッセージのやり取りを終了しました。
SNSのメッセージからイタリアライブまでたどり着いた人間なので、とBotっぽくないメッセージには返信するようにしているんですが、こういうのはダルいですね。
しかし、”レーベルに所属していない”ことを確認して、フォロワー数がそれなりのアカウントを狙ってくるあたり、狡猾な感じがします。
15年ほど前はデモ音源を出し始めたバンドを狙ってコンピを作って完成したCDを売りつけるような手口が横行していましたが、それとおんなじ匂いを感じますね。
いつの時代も、喰いモノにされるアーティストにはなりたくないものです。